【堀田信弘の今日の語録】 『この会社は、きっと伸びるだろうな。他の会社と違うことができること自体に可能性を秘めているから。』


技術者と営業  「活・喝・勝」


外人SEを使えない日本人SE

数年前まで、同じ単価だったら日本人を使うのは当然だった。ところが、最近は、同じ単価だったら外国人を使うと言うところが急増している。

外国人イコール安くても使えないという風潮から、優秀で安いというようになってきた。

特に、ここ数ヶ月間の間に、その急速な波は強まっている。

外人不可というのは、正直のところ、国産メーカ系ベンダーで根強かった。一方、当然ながら外資系では、以前より外国人に対する抵抗はそれほどなかった。理由は、外資系だからという単純なものではなく、PM(プロジェクトマネージャー)の質が違っていた。

優秀なPMが運営するプロジェクトは、仕様の確定はもちろん、技術者の起用方法が違う。いわゆる上流工程は、優秀な自社のエンジニアが担当するため、詳細設計以降のいわゆるPGフェーズを外注化し、PMはマネージメントに専念する。

言われてみれば当然のことなのだが、この当然のことができないプロジェクトがほとんどである。そのため、上流工程ができる人材を探したり、ほとんどの案件では人材のコミュニケーション能力を問いている。

つまり、上流工程のまずさを外注先の下請に求めているわけである。そのようなプロジェクトで、外国人を使うわけはなく、正確に言えば使えないのであって、自らのレベルの低さを露呈しているのである。

ところが、そのようにして求めてきた日本人SEが枯渇した、というよりも、もし例えいたとしてもそのようなプロジェクトの下請にならなくなった。そのため、日本人より優秀な外国人SEを使おうという機運が高まってきた。

しかも、これまでのように安く叩いて使うというより、日本人に支払う単価で外国人を探すというように変化してきた。日本人と同じ単価で、日本語がそれなりにできるとしたら、ほぼ100%ITスキルは外国人のほうが遥かに高い。

日本のプロジェクトは、仕様がフィックスしないため、海外生産に中々踏み込めず、順調に進んでいない。そのため、いわゆる常駐型という名の派遣型から脱却できず、常に人手不足が続いているのである。この市場はまだまだ活発である。

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投稿者 :堀田信弘: 2004年11月15日 16:16