【堀田信弘の今日の語録】 『この会社は、きっと伸びるだろうな。他の会社と違うことができること自体に可能性を秘めているから。』


求める人材  「活・喝・勝」


どちらを選択するか?

あなたが、もし、何れか一方を選択するとしたらどちらですか?

質問:あなたに臨時ボーナスをあげます。何れか一方を選んで下さい。Aを選択すると無条件で50万円貰えます。Bを選択した場合には、袋の中から一個のボールを取って下さい。袋の中には9個のハズレと1個の当りがあります。

ハズレの場合は0円です。当りの場合は100万円をあげます。

さぁ、あなたならどちらを選択するか?

Aを選択した人は、残念ながら有能なリーダとは言えない。

臨時ボーナスというのは、元々始めからもらえるはずのないお金なのだ。なぜ、それなのに1割の可能性にかけようとしないのか?

可能性が1割でも、何も失うものはない、あるのはプラスだけでないか。あてにしていなかった臨時ボーナスに堅実性を求めるといのは、器が大きい人が行うものではない。ハズレが出て失うものは何もない、だから思い切って可能性に挑戦するのがリーダである。

さて、次の質問。

質問:あなたは大きなミスを犯しました。罰金を科せられます。何れか一方を選んで下さい。Aを選択すると無条件で50万円払います。

Bを選択した場合には、袋の中から一個のボールを取って下さい。袋の中には9個のハズレと1個の当りがあります。

ハズレの場合は100万円支払って下さい。当りの場合は0で結構です。

さぁ、あなたならどちらを選択するか?

Bを選択した人は、何も考えていないギャンブラーだ。期待値を計算すると、Aは-50万円×100%=-50万円となる。一方Bは、-100万円×90%+0×10%=-90万円ということになる。明らかにBの選択は損をする可能性が高い。

リーダは、ギャンブラーとは違う。リターンとリスクを考えなくてはならない。大きなリターンとできるだけ小さなリスクを取る。

常に大きなリターンを求めていては、自分は良くても現場は対応できなくなる。

では、次の問題。

質問:あなたは大きなミスを犯しました。罰金を科せられます。何れか一方を選んで下さい。Aを選択すると無条件で54万円払います。

Bを選択した場合には、袋の中から一個のボールを取って下さい。袋の中には9個のハズレと1個の当りがあります。

ハズレの場合は60万円支払って下さい。当りの場合は0で結構です。

さぁ、あなたならどちらを選択するか?

どちらを選択しても期待値は同じ54万円だ。どちらにする。Bを選択した人は、確率よりも可能性で選ぶことができるリーダだ。

全く同じ期待値でも、Bを選択すれば1割という高い確率で、0円となる。仮にハズレが出ても、何もしなかった時との差はわずか6万円だ。

つまり、Aを選択した人は、6万円を失うのが嫌で、0円になるかもしれない大きな挑戦ができない人ということになる。たった6万円のために、大きな痛手を被ることになる。

では、次の問題。

質問:あなたに臨時ボーナスをあげます。何れか一方を選んで下さい。Aを選択すると無条件で500万円貰えます。

Bを選択した場合には、袋の中から一個のボールを取って下さい。袋の中には9個のハズレと1個の当りがあります。ハズレの場合は0円です。

当りの場合は1千万円をあげます。

さぁ、どちらを選択?

ここまで説明してAを選択した人は、経営者になる資格はない。桁が1桁違っても考え方は代わらない。ここでAを選択し、確実に500万円を手に入れようとした人は、お金のマジックにやられた人だ。会社経営というのは、自分の給与よりも遥かに高い金額を扱う。

一桁も二桁も違う。でも、桁が違っても考え方は同じだ。桁が小さければ考え方が変わるといのは、これまた器の小さな証拠だ。

目先の確実な500万円よりも可能性のある1千万円、しかも失うものは何もないはず。なんのリスクもないののだから、可能性を選ばなくてはならない。通常の経営ではこんなにリスクがない問題などありえない。通常は少しでもリスクがあるのが当たり前だ。

それなのに、リスク0のビジネスに挑戦できないのは残念である。

では、最後の問題。

質問:あなたは大きなミスを犯しました。罰金を科せられます。何れか一方を選んで下さい。

Aを選択すると無条件で5億4千万円払います。Bを選択した場合には、袋の中から一個のボールを取って下さい。

袋の中には9個のハズレと1個の当りがあります。ハズレの場合は6億円支払って下さい。当りの場合は0で結構です。

さぁ、どちらを選択する?

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投稿者 :堀田信弘: 2005年3月23日 07:09