【堀田信弘の今日の語録】 『この会社は、きっと伸びるだろうな。他の会社と違うことができること自体に可能性を秘めているから。』


企業経営について  「活・喝・勝」


右脳と左脳の違い

人間の脳には、言語など論理的思考の左脳と、芸術など感性的判断の右脳がある。

生まれたばかりの赤ん坊は、急速に右脳が発達し、それに追いつくように左脳がゆっくりと成長して行くそうだ。だから、一般的に、20代までの若者は右脳で判断し、50代以上は左脳で考えているようである。人間の脳の黄金の33歳といわれる30代は、丁度その両方が最も発達し、バランスの取れた最も能力が発揮できる世代だそうだ。

同じ30代でも、性別で言うと、ホルモンによる影響で、男性のほうがより左脳の発達が早くなり、女性のほうは右脳の発達が持続されている。このため、男は論理的で、女は感覚的という印象が強い。

左脳は、言語中枢に代表されるように、物理的刺激の神経回路の集まりである。そこには、味覚、臭覚、触覚、聴覚、視覚という五感による判断が、論理的思考のベースになっている。物理的刺激は、これら五感を刺激することであり、五感が経験した量が判断材料に大きく影響する。多くの経験を持っている人は、引き出しが多くあるようなもので、色々な切り口で判断できる。

一方右脳は、心の有り様を表す感性が中心で、イメージ処理、共鳴共振、第六感や予知能力など感覚的な判断がなされる。

透視力がある超能力者を調べると、極端に右脳の働きが活発であることが判っている。

若い経営者が大成功している例を見ると、右脳的トップと、左脳的参謀という組み合わせが最も強力がタッグのようである。

新しいビジネスを創造する能力は、右脳的ひらめきが最も重要で、そこには理屈など必要ないのである。

そのデザインをより鮮明に具現化するのが左脳的参謀(スタッフ)の役割だ。

私は、以前から、カンを大切にするようにと言ってきた。山勘でも良いから、大胆な予測をして、そのカンと結果のすり合わせをする。

それを日常的に繰り返すことで、より精度の良いカンができるようになる。極端なことを言えば、夢で見たようなことを実践してみるとか、小さなことは理屈で考えない癖をつけるなどでもカンは磨かれる。

できるだけ若いうちにそのカンを身に着けることをお勧めする。やがて、豊富な経験が邪魔して、理屈っぽくなるのが人間だからである。

元々最初から発達している右脳の働きを弱めることなく、持続させることが重要なのである。

そのためには、小説を読んだり、ビデオを見たり、きれいな花を見たりと、感情、感性を刺激し続けることだ。つまり、若さを保つことが右脳的判断につながるのだ。頭で考えるより心で感じ取ることができるのは、正に若さが重要なのである。

経験していないことを強みに思え、リスクよりも興味を重視することができるリーダーというのは、いつの時代でもヒーローのように若い。

小売業では、当たり前のように右脳的思考を取り入れた店作りが行われている。若者、女性の気持ちを捉えるには、感性が重要だから、アイデアを考える人も若者、女性というのが常識である。

ようは、彼らが考えた斬新な感受性豊かなアイデアを、上の連中が採用する勇気があるか否かであろう。自分たちが上に立ったときは、感覚的に優れているかどうかが彼らから問われるのである。

だからリーダーは、感性を大切にしなければ行けない。

とにかく感動することができる時間をもとう。本を読め、映画を見ろ。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2005年4月15日 08:08