【堀田信弘の今日の語録】 『この会社は、きっと伸びるだろうな。他の会社と違うことができること自体に可能性を秘めているから。』


リーダーについて  「活・喝・勝」


継続は力なり

人は、頭で判っていても、中々実行できないものである。わかるとできるは天と地ほど違うのだ。

三日坊主と言われるが、一端決めたことが中々続かない。10年間の計画を作っても、10年後の計画ではなく、毎日の積み重ねであることをつい忘れがちだ。

このような経験は、誰にでもあるだろう。それだけ、人の決心などと言うのは軽いものだ。

心底からの信念のようなものがないと継続することは不可能である。

ましてや、それが個人ではなく、組織ではどうだろう。

私の経験では、個人×個人のべき乗的マイナス効果で、もっと継続するのは難しいと感じる。

個人と違って、組織の場合には、立ち上がりに時間がかかる。何かを決めても全員に浸透するまでに相当の時間と労力を費やす。

この期間を短くするためには、リーダーの生の声による必要性の訴えしかない。つまりリーダー次第で上手く立ち上がるかどうかが決まるのである。

そして、次に、立ち上がった後の実行段階であるが、この段階は、その前の方針がしっかり浸透化されているかが重要となる。

100人いるとすれば、20人以上が動き出せば、それに引きずられてあと60人が動く。そこまでくれば上出来だが、残り20人は、どうしても動かないか、体裁だけ動いているように見せている。

リーダーシップというのは、前方の20人をできるだけ走らせることだ。中間の60人を引っ張るにのは前方の20人の力が重要なのである。

しかし、余程強いリーダーシップがないと、前方の20人のエネルギーは、残りの80人を率いることはできない。特に、てこでも動かない後方の20人は、前方の20人以上の強いパワーを持っている。

それを動かすのがリーダーの役目である。

やっとの思いで実行段階をクリアしても、それを続けるには、リーダーの力が不可欠なのである。最初から最後まで、リーダーが声を出し続けなければ、継続することは困難である。

実際に、実行段階まで行っていても、リーダーが変わったり、リーダーが不在となった瞬間から組織の動きが止まることはよくあることである。

頭で判っていても、中々実行できないものである。わかるとできるは天と地ほど違うのだ。個人と違って、組織ではもっと顕著に現れる。

放って置けば、人も組織もどんどん楽なほう楽なほうに自然に流れてしまう。

その流れを止められるのは、リーダーしかいない。リーダーは、進むべき方向を常に語り続け、組織の流れを自ら作るつもりでなければ、流れは変わらない。継続できない組織、それは、リーダー自身が継続する意思が弱いからだ。

決められたことを実行し続けることができる組織は強い。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2005年6月15日 07:39