【堀田信弘の今日の語録】 『この会社は、きっと伸びるだろうな。他の会社と違うことができること自体に可能性を秘めているから。』


企業経営について  「活・喝・勝」


お店は誰のものか

「お客さまは神様です」と言われて久しい。では、お客さまの定義とは?

お金を出してくれた人は勿論大切なお客さまだ。では、お金を出していない人はお客さまではないのだろか?

お店に商品を見に訪れた段階では、まだお金を出していない。ということはお客さまではないのだろうか?そんなことはない。

大切な見込み客である。何らかの期待を持ってお店に訪れた購買意欲を持ったお客さまである。

銀座の三越には、週末ともなると一万人近いお客さまが訪れるそうだ。しかし、実際に商品を購入するのは、その一割の千人足らずだそうである。会社の経営は、その千人が支払ったお金を通じてなされている。だからと言って、残りの九千人を粗末に扱えば、千人のお客も減ってしまう。

お店で言えば、たった一割の購入客にかけるコストは莫大となる。例えば、トイレ。一円もお金を出さない九千人のために使用する水の量、トイレの清掃維持費はすごい額になる。

一割の購入者を想定して経営している訳だから、もし、一万三千人近い人が訪れて千人の客しか購入しなかったとすれば、同じ売上でも、利益が減少するばかりか、赤字になりかねない。

そうならないために、見込み客を大切にし、サービスの質を向上させ、購入してもらう客の割合を上げる努力するのである。

弊社のイージョブゴーも、サービス開始以来、無料会員制度を導入し、有料会員でなくても利用できる仕組みを模索してきた。

実際には、三越と同様に、無料会員が増えれば増えるほど、マッチング作業の手間が増え、コストがかかることになる。

しかし、今回、これまでの成功報酬制までをも一気に廃止し、完全無料でマッチングするサービスを導入した。

エージェントサービスという代理営業的な機能で、案件側と人材側の仲介を行うことで、費用を一切かけず利用できるようにした。

間接的な効果を期待するならば、綺麗なトイレを無料で利用してもらって、少しでもお店の良さが判ってもらえればという気持ちと同様である。それによって、有料会員になってくれる企業が増え、または有料会員にならなくても、既に有料会員となっている企業のマッチング率が高まることが期待できると考えたからである。

欲を言えば、有料会員だけで利用できるマッチングサービスが実現でき、企業同士が自由に出会えるサービスを構築したい。しかし、マッチングというのは、数が多く集まらなくては、ミスマッチの解消は困難である。

どこよりも多い情報が集約されることによって、片方ではミスマッチでも、他方でマッチするからである。そのためには、有料、無料を問わず、とにかく自由に利用できる仕組みが必要なのである。

将来的には、有料会員には、ある一定の基準を設け、有料会員同士が安心して取引可能なVIPサロンとなれば尚良いであろう。

イージョブゴーに行けば、豊富な商品が揃っていると言われるような新しい業態を作りたい。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

毎朝6時に社内朝礼ブログをこちらで公開しています。こちらもご覧頂けたら幸いです。

この内容に共感頂けたらこちらをクリックして下さい。ありがとうございます。

投稿者 :堀田信弘: 2005年7月12日 20:37