【堀田信弘の今日の語録】 『この会社は、きっと伸びるだろうな。他の会社と違うことができること自体に可能性を秘めているから。』


若者について  「活・喝・勝」


未来志向で考えよ

韓国、中国では、戦後生まれの人口が9割近くになっている。高齢化社会が進む日本でも、戦後生まれの人口は8割を越えている。

今年8月15日で終戦より60年が経った。仏事では、一般的に五十回忌が最後の法要とされ、五十回忌をもって弔い上げとすることが多く、先祖代々の仲間入りがされる。

私の祖父が亡くなってちょうど30年、終戦から半分しか経っていない。当時10歳だった私は、 祖父のことをおぼろげにしか覚えていない。

60年の月日とは、いかに長い月日か感じる。

どの国々も戦争を知っている世代がほんの1~2割しかいない。悲劇的な戦争は、例え60年経っても忘れ去ることはできない。 日本が犯した侵略戦争は、断じて誤りであったことを、戦争を知らない世代も永遠に伝えなくてはならない。

100年経とうが、200年経とうが平和を祈る気持ちは人類皆同じはずである。

日本人の誰が、再び戦争を起こすと考えるだろうか。

日韓共同開催ワールドカップ以来、韓国への親しみが広がった。冬ソナによって、空前の韓流ブームが起き、 韓国への観光旅行客は過去最大となった。

韓国に行く日本人は、60年の月日で加害者意識など毛頭無くなった。

しかし、韓国の国民感情は、60年を経ても変わらない。いや、むしろ悪化していると言って良いのではないだろうか。

日本は、戦争が終わって60年経った、しかし、韓国は、日本によって北朝鮮と分断され、現在でも戦争状態にある。つまり、まだ、 戦争は終わっていないのだ。だから、日本に対する戦争責任、反省意識を求めるのだろう。

日本の戦後60年と、韓国や中国の60年はイコールでないのだ。

何年経とうが加害者と被害者の関係は変わらないから、日本は謙虚であるべきである。

しかし、これで良いのだろうか。

戦後生まれがほとんどの社会となったのに、60年経っても反日教育が行われるのは、如何なものか。

ある番組で、韓国の小学校の教師が「日本人や日本が悪いことを絵に描きなさい」という課題を出しているのを放映していた。 社会の教科書の1/3は、戦前から戦後に割り当てられ、日本が侵略したことを教えられる。

戦争を知らない世代が、戦争を嫌い、平和を祈っている国もあれば、戦争を経験していない世代が、敵国を憎み、 愛国教育を行っている国もある。

繰り返し言うが、加害者と被害者の関係は変わらないから、日本は謙虚であるべきである。でも、片方がそう思っていても、 嫌いだと言い続けられていて、両国の未来はあるのだろうか。

なぜ、若い世代が未来志向で将来を考えられないのか残念でならない。過去に縛られていては、未来は開けない。

あと何年経ったら、両国は信頼関係を築けるのだろうか。それとも、あと何年したら、 摩擦が加速して悪夢の時代に入ってしまうのだろうか。

戦争を知らないこれからの世代が、これからを考えなくてはダメだ。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2005年8月16日 08:54