【堀田信弘の今日の語録】 『この会社は、きっと伸びるだろうな。他の会社と違うことができること自体に可能性を秘めているから。』


求める人材  「活・喝・勝」


出る杭

先日、友人から次のような素晴らしい言葉を頂いた。

20代は 出る杭になる
30代は 出る杭を伸ばす
40代は 出る杭に出会う
50代は 出る杭を愛す

なにか、これまでの私の生き方を肯定してくれた気がしてとても嬉しくなった。

20代は、上司や先輩と正面からあたり、煙たがられていたように思う。経験に基づいた物言い、これまでのやり方を踏襲する考え方、そんな変革を望まない姿勢に真っ向から対立した。「何を考えているか判らない。おまえの頭の中を見てみたい」と先輩から捨て台詞を言われてこともあった。

30代は、自分の頭の中にあることを形に見せようと実践した。議論するより行動で示すことを伝えたくて、自らが変革の旗を持って走り回った。

私の部下になった先輩からは「スピードが速すぎてついて行けない」と言われた。私が「スピードが遅すぎる」と思っていた矢先だったから、根底にある風土に失望した。

そして、今、40代。何人かの後輩が、「やりたいことがしたい」と集まってきた。実は、このコラムを読んでいるメルマガ会員には、以前の会社の後輩や部下が50名ほどいる。会員になっていない人も加えれば、多くの昔の仲間が読んでくれているように思う。

私は会社を辞めるとき、皆に声を掛けてあげることができなかったため、裏切られたという思いでいるかつての部下も多いはず。中には、どうせ失敗するだろうという思いで眺めている人もいるだろう。

いつかは、自分だってという気持ちでいる人も多いはず。飛び出したくても踏ん切りのつかない人、なんとなく日々の忙しさに時が過ぎていく人など様々だろう。

人は、それぞれの考えで"生きている"から、私が人にとやかく言う筋合いもない。例え私が裏切りもののレッテルを貼られても、それに反論するすべもないし、機会も与えられていない。それぞれが、どう感じ、どう考えるだけだ。

だがしかし、自分は本当に真剣に"生きている"かを胸に手を当てて問いてもらいたい。

"生きる"とは、自分の信念に基づいて考え、行動することだ。"生活"することと"生きる"ことは違う。

結婚し、子供ができ、管理職になり、給与が増え、自分の考えの中心を"生活"が占めるようになる。独身時代の「給与は安くても良いですから、何でもやりますから、自分を使って下さい」と熱く語った勇ましさはどこに行ったのか。

俺はこういう生き方をしたいと考えても、そのように行動できているだろうか。

打たれても、叩かれても出る杭になる気概はあるか。

20代には20代にしかできないことがある。30代には30代にふさわしいエネルギーが必要だ。

40代には40代なりの反骨精神と自主自立する更なる行動力が必要になる。今しかできないことが、今もう直ぐ過ぎようとしている。

ただ、今の環境に不満を持ち、クダを巻いているだけでは、全く能がない人も、折角素晴らしい考えを持っている人も、何にも行動しない人にはかわらない。ただの同じ穴のムジナだ。

人生はあっという間に過ぎる。

何もかも捨てる勇気を持たないなら日々生活すれば良い。それならせめて文句は言うな。

こうして、このコラムを読んだ数秒間も、既に過ぎてしまった。

時は取り返しがつかない。考えているだけなら誰でもできる。ずーっと考えているのか、それとも考えながら走るのか、私は、もちろん後者を選ぶ。

考えているだけでは、何も変わらない。

今一度、自分の生き方を見つめてみよう。考える必要はない。精一杯生きているかは、考えなくても自分が一番知っている。ただクダを巻いている自分の姿を想像してご覧。これが立派なお父さんだと娘たちは喜んでくれるだろうか。

後は、行動するだけだ。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2005年11月27日 14:57