IT社会になって、情報のスピードが格段にアップした。同時に時流という川の流れのスピードもアップしている。
川の流れがゆっくりしていた時は、たとえ流れに乗り遅れても、自力で追いつくことが可能であった。
時流など考えなくても影響さえしなかったとも言える。
ところが川の流れが早くなると、流れに乗ったものと、流れに乗れなかったものの差が大きくなる。
時流に乗ったものは、加速度的に勢いを増し、乗れなかったものは、勢いを半減させ体力を消耗させる。
時流など考えなくてもすんだ時代は過ぎ去った。
自分の生き方は、時流には左右されないというのと、ビジネスの世界は別物である。
かつてのリーダーと言えば、和を重んじた調整、中立型で、自分の意見、感情を抑え、丸く曖昧な足して二で割るようなタイプが良しとされてきた。
しかし、今の時代、検討に検討を重ね、社内調整を繰り返し、改善程度の方策を改革と呼んで騙し騙しゆっくりとやるような考え方では、明らかに時流に乗り遅れる。
社員からの反発を恐れ、できるだけ多くの人が納得できる案が、全体を引っ張る画期的な改革案になるはずもない。
社内の事案でもそうなのだから、そのような体質の会社では、新しいビジネスなど生めるはずが毛頭ない。
私は、若い人と話をするのがとても好きだ。
そのひとつの理由は、失うことを恐れない"勢い"を持っているからである。
私自身が、「一気呵成」に行動できるようにするためのエネルギーを得るからである。
失うことを恐れない"勢い"をもっている人は、思い立ったら一気に行動しようとする。
周りから見れば少しあぶなかっしいと感じるかもしれない。例えば、若い部下が、突然に「会社を辞めたい」と言ってくるのも一つの例だ。
何年も会社にいる人なら、会社に疑問や不満をぶつけたり、上司に相談したりするはずだが、"勢い"のある人はそのようなことなどしない。
やりたいことが見つかったり、感銘を受ける話を聞いただけで、「一気呵成」に行動する。
そのような若い人と出会うと、チャンスをダイミング良くスピード感を持ってものにするような感覚を覚える。つまり、「一気呵成」とは、チャンス=タイミング×スピード を表しているのではないだろうか。
私が若い人からエネルギーを得たいと考えるのは、ほおっておいたら「一気呵成」な判断ができない人になってしまうとの恐れからだ。
他からはあぶなっかしいように見えるかも知れないし、もちろん失敗する可能性も大きいだろう。しかし、そのような気構えを持った"勢い"のある人が、今の時流に乗るのには必要なのである。
「一気呵成」な考え方をもてないようなリーダーでは、それなりしかなれないし、その程度の組織しか創れない。それだけ「一気呵成」な判断と行動をするということは、実に難しいことなのである。
今の時代は、ビジネスに限って言えば、「一気呵成」にできなかったほうのが、遥かに淘汰される可能性のほうが明らかに高い。
ちまちまやっていては、やっていないのと何ら変わらない。
どうせやるなら思い切って「一気呵成」にやる気概を持とう。きっと失敗しても、ちまちまやっている程度にはなるはずだ。
最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。
感謝。 毎朝6時に社内朝礼ブログをこちらで公開しています。こちらもご覧頂けたら幸いです。
この内容に共感頂けたらこちらをクリックして下さい。ありがとうございます。
※このブログは日本最大級の社長動画サイト賢者.TVのランキングで堂々第一位となりました。
投稿者 :堀田信弘: 2006年1月 4日 11:23