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組織について  「活・喝・勝」


徹底的するコダワリ

ユニクロの柳井会長は、著書の中で、「成功している会社に共通しているのは『正しいこと、小さいこと、基本』を徹底的にやり切る」と書いている。

私も全くその通りだと思う。私は、このことを「有機的な結合状態」にある組織と考えている。そして、それを実現するには、リーダーがコダワリを持ち、持ち続けることだと考えている。

組織の中にいる人間同士は、単なるアカの他人だ。それぞれの性格はバラバラだし、育ちも考え方も十人十色である。

そんな人たちが、何かの縁で、偶々同じ所属となる。会社であれば、所属長の判断で採用された人や、人事異動してきた人の集まりである。

偶然ではあるが、集まっているという事象、結果から見ると、必然的であったりもする。

小さな会社であればなおさらだ。そこにいる社員は、社長の何らかの想いに共感したか、或いは納得して同意の上に入社した人たちである。

一人の社員が入社した影には、何人もかの人たちが、考えが合わなかったり、或いは性格や能力の面で社長のお目に適わなかった入社できなかった人たちがいる。

動機の理由も選択した、選択された理由も様々であるのにも関わらず、星の数ほどある会社の中から偶然に出会った。しかし、何万人もいる求職者の中から、こうして現実にその組織を構成している一員になったというのは、社長というフィルターを通して必然だったのだ。

つまり、集まった瞬間から、そこには何らかの共通の価値観なり、存在意義なり、将来の夢なり、仕事の内容なりで、何らかの見えない糸で繋がった。

折角見えない糸で繋がったのだから、それを組織的に機能させるのは、有機的な結合状態にもっていく必要がある。

有機的な結合状態というのは、リーダーの示す目標や方向、或いは一端決めたルールに対し、
例外なく徹底的にやり遂げる状態のことである。

人間一人一人は、誰しもそんなに高尚でもなければ、意思を貫けるような立派な人などそんなに多くいるものではない。

人間はそもそも怠け者であるし、手抜きもする。

自分自身のことならば、それでも構わないが、組織として、手抜きなどあってはならない。

リーダーだって人間だから、同様にもそんなに高尚でもなければ、もろい人間である。自分がしっかりしていないのだから、組織に徹底させることなど出来ないなどと考える社長も以外に多い。

もし、だからと言って、放っておけば、人間の本来の姿の如く、組織は自ずとバラバラになる。

見えない糸という微かな線で繋がっていたものは、全く意味を失う。

そうならないようにするには、組織のルールとして決まったことは、例外なく徹底することである。正しいことを常に考えさせ、小さなことにも拘りを持たせ、基本を崩さないという強いリーダーシップが重要だ。

どんな些細なことでも徹底させ、妥協を許さずやり抜くことができる組織は、間違いなく強い。それが有機的に機能する組織ではないだろうか。

一見、管理主義、ワンマン、トップダウンと言った封建的な見方と勘違いされるが、決まったことを、正しいことと、基本的なことを徹底することは、別段格別に難しいことを求めるものではない。問題は、徹底させることができるか否かだ。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2006年2月 2日 12:00




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