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企業経営について  「活・喝・勝」


一年の計は年末にあり

師走だ。今年も残すところ1週間。今年の年末は、例年になく忙しい。年明け早々に2社の新会社を設立する準備で疾走している。1月には、新しい会社が2社増え、グループ6社となる。

年明けが待ち遠しい。

今年は、2社設立した。来年は、4社から6社は設立されるだろう。もう既に、4月以降の設立も計画中で、100社設立の1割が達成される見通しである。

私の頭の中は、常に半年後のイメージで一杯である。

未だ、2年後や10年後などの中長期をイメージする余力はない。しかし、今の時代のスピードと、経営の効率性を考えると、10年先のどうなるか判らないようなことよりも、半年先、1年先の短期計画のほうが遥かに重要である。

しかも、私の場合には、半年後の計画を如何にそれ以前に前倒しするかと、同時に、さらに半年後のイメージ作りに相当な時間を費やす。

私にとって、1年間の計画を立て、1年後の達成に向けて、1年間を費やすというのは性に合わないらしい。それよりも、毎日毎日、半年先を考え、毎日毎日ひとつづつクリアーして行くほうが飽きっぽい性格の私には合っているように思う。

つまり、私のPDCAのサイクルは、極めて短く、毎日計画を立てて、実行し、見直す。しかも、同時に複数のプロジェエクトが同時に何本か並行して動いているから、計画中のものと、実行中のもの、チェック中のものが毎日一斉にやってくる。

頭の中は、極めてエキサイティングな混乱状態となる。ワクワクとドキドキが同居する。

社員や役員たちからは、毎日言っていることが違っていると写るかも知れない。あるいは、何を考えているのかサッパリ判らないとさえ思えるかも知れない。だから、こんなテキトウな混乱状態はオススメできない。

しかし、計画を立てることは重要である。

私は、どんなに頭の中が混乱していても、自分なりに計画は立てているつもりであり、決して行き当たりバッタリのメチャクチャな混乱状態とは違うと断言する。

では、普通、計画は、いつどのように立てるべきだろうか。

例えば、正月。年が明けると、普通の人は、「今年こそは、.....。」と思うことが多いだろう。

「一年の計は元旦にあり」という位だから、元旦ぐらいは何か目標を持とうとするものである。しかし、その考えこそが、もはや計画が頓挫させる危険がある。

企業で考えた場合、元旦は、計画を立てる日ではない。元旦であっても、365分の重要な1日である。その1日が、計画を立てる日に充てるとすれば、実行、検証、見直しは364日になる。1年のうち1日は0.3%にしか過ぎないが、1ヶ月の営業日20日のうちの1日は、5%にもなる。

つまり、1年の最初の月の最初の日は、実行できる状態になければならない。この実行ができないようでは、最初の月の達成率は、95%と未達で終えることになる。最初の月が未達なのだから、来月の2月は105%の達成をしなければリカバリーできない。

数字的な屁理屈はこの程度にして、私は、「一年の行動は元旦にあり」と訴えたい。行動するためには、その前に計画が終えていて、スタートできるような準備ができていることだ。

年末の間に計画と準備をして、年始よりスタートダッシュするのである。年始から計画を練っているようでは遅すぎるのである。

5%の未達を追いかけるのではなく、1月より100%の力がでるようにダッシュすることで、年末には105%の余裕を生むのである。そうすれば、年末は上澄みの5%分の時間を、来年の計画や準備に充てられるのだ。

今年も残り1週間。「来年こそは、......。」と考え、この1週間に必要なものを揃えておけば、来年の計画達成率はぐんと上がると核心する。

「一年の計は年末にあり」という気持ちで、計画立てる前倒しを図って見ては如何だろう。

少なくも経営者は、常に、誰よりも一歩も二歩も先を見つめている必要がある。計画の前倒しこそが、実行の前倒しになるのだ。実行が1日も早くできれば、ダメだった時の修正、あるいは変更、撤退だって計画の範囲内に入れることができる。こと経営に関しては、一寸先が見えない今の時代、100%失敗しないような綿密な計画を立てることよりも、ある程度の失敗の視野に入れて、機動性を持たせるほうが、いち早い実現と、最小限の被害で済むと思える。

まずは、考えてみる。そして、やってみる。これしかない。できるだけ机上の時間は削減すべきだ。これがセッカチな私が出した答えだ。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2006年12月24日 09:53