【堀田信弘の今日の語録】 『この会社は、きっと伸びるだろうな。他の会社と違うことができること自体に可能性を秘めているから。』


経営者について  「活・喝・勝」


失敗する人・成功する人

毎月、何人もの新しい社長と出会う。今月は、50名ほどの人と会った。色々な社長がいるが、人が寄ってくるタイプと、寄ってこないタイプがいることを感じた。

世の中には、成功する人もいれば失敗する人もいる。しかし、それは何れにしても過去か、現時点での結果にしか過ぎない。

今日現在で成功したと思っている人でも、数年後は大失敗しているかも知れない。また、逆に、過去に大きな失敗を経験した人でも、サヨナラ満塁ホームランを放ち、どん底からはえあがった人もいる。

そもそも成功とは何か。

予め定めた目標を達成できたり、計画通りに行くことが成功だ。失敗は、その逆に、予め定めた目標が達成できなかったり、計画通りに行かなかったことを言う。

だから、そもそも目標や計画が明確でなければ、成功も失敗もない。

これが、人生において、成功した人か失敗した人かと言えば、死ぬまで判らない。金持ちになったのが成功でもなければ、離婚したのが失敗したとは言い切れない。幸せか否かと、成功した否は違うし、人生が終わるまで、すべては過程にしか過ぎない。

だから、私が多くの社長と会っても、失敗する人、成功する人など見分けられるはずもない。

しかし、今現時点の過程ではあるが、失敗しそうな人や成功しそうな人、あるいは成功しないと思われるように感じることは多い。私が勝手に感じているのだから、将来どうなるか神のみが知る。

過程段階なので、失敗とか成功という結果を予測すること自体意味がない。結果は判らないが、結果に向かって「成長」しているのかどうかと言うのは、以外に判りやすい。

成長と言うのは、成果をひとつひとつ重ねて、現状より大きく、または強く、または早くとベクトルが上を向いている状態である。

成果を積み重ねなければ、成長というステージには立てない。ひとつ成果があっても、ひとつ成果を失えば、現状と変わらないし、失うことも得ることもしなければ、現状維持だ。

社長と会うと、会社の成長を感じることができる。

繰り返しだが、成長とは成果を積み重ねている状態である。もし、そのような状態の中心で旗を振っていたら、その人はどのような気持ちになるだろうか。また、全く逆に旗を振っても振っても成果が上がらない状態にいたら、その人の顔は微笑んでいるだろうか。

何十人もの社長同士が集まっても、人が寄ってくるタイプと、寄ってこないタイプがいる。

人は、なぜその社長に寄って行くのか。有名だから、目立つから、色々理由はある。

では、なぜ誰も寄ってこない社長がいるのだろうか。強面だから、横柄だから、色々理由はある。

私の答えは、成長している社長は、成功した話をすると考える。失敗談もするが、その失敗の後に必ず成功話がある。成功話をしたいから、失敗談も入れているようにさえ思える。

先日会った社長は、豪快だった。自慢話は聞きたくないものだが、成功話とは聞きたくなるものである。その社長曰く「出来るだけ多くの成功した人と会わなければ、成功できない」と。

先日会った社長は、傲慢だった。こちらの話を一言聞くと、それに関する失敗談を繰り返す。もうすでに試みたと言わんばかりに、批判的だ。その社長曰く「世の中、そんなに上手く行く話などない」と。

ふたつのタイプが並んでいれば、あなたはどちらの話を聞きたいか。言わずと知れている。

並んでいれば選ぶのは簡単だが、失敗しそうな人、成功しなそうな人、成長していない人、現状維持の人は、やけに失敗談が耳に残るように思う。人の失敗を聞いて、同じ鉄を踏まないようにする。失敗話を聞けば聞くほど慎重になり、やがて動けなくなる。

気がつくと、いつも失敗した話をする人のそばに行き、やがて自分も失敗した話をしている。

失敗する人は、失敗するべくして失敗しているのかも知れない。まだ過程である現状の失敗から、その循環を断ち切って、将来の成功に向かうには、成長している人の成功話を聞いて、人が寄ってくるよう成功話をしたら良い。

私は、失敗話には一切耳を傾けない。貧乏神に取り付かれるから。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2007年5月26日 14:21