【堀田信弘の今日の語録】 『この会社は、きっと伸びるだろうな。他の会社と違うことができること自体に可能性を秘めているから。』


若者について  「活・喝・勝」


海外に飛び出そう

先日訪れた隣の国、韓国では、人口5,000万人と日本の40%足らずにも関わらず、なんと800万人が海外に住んでいるそうだ。韓国人によれは、人口当たりの海外移住率は、世界一だと言う。

最初にできる外国人村といえば、チャイナタウン。世界中どこに行ってもある。そして、次にできるのが、コリアタウンなのである。韓国人の世界を股にかけた展開には驚くばかりである。

一方、日本はどうか。

先日、政府は、フリーターが187万人、ニートが62万人いると発表した。合計250万人余りの若者が、職が不安定だったり、仕事に就かなかったりしている。彼らの平均年齢は30代半ば。1974年の第二次ベビーブーム(いわゆる団塊ジュニア)の時の出生数が209万人だから、30代前後の人の何十人かに一人が、フリーターかニートということになる。

なぜ、フリーターになるのか。

自由な時間を確保したいのか。本当にやりたい仕事を見つけるためなのか。

そんなに日本は働き甲斐のないところなのだろうか。もし、そうならば、海外に飛び出せばどうだろう。

実際に、海外に行ってみると、若者が現地で働いている様子を見かけることが多くなった。試しに調べてみたら、3ヶ月以上海外に滞在する日本人の数は、昨年初めて100万人を突破したそうだ。働いているか、放浪の旅をしているかは定かでなはないが、その数は急増しているらしい。

若い日本人がどんどん世界に行っているのだ。その平均年齢は20代半ば。若さとは勇ましい。

私が、20代の頃には考えられなかったことだ。しかも、この20代は、一流企業や商社の社員ではなく、自分から現地に行って、職についている。ある人は、現地の日系企業に入り、ある人は現地企業の日本人担当となったりしている。

どうやら、ここ最近の若者の意識は相当変化しているようだ。失われた10年を過ぎた後に登場した新しいタイプのグルーバル人間だ。

彼らがどんな職であろうが、海外での経験を活かし、やがて日本に戻ってくるころ、きっと素晴らしい戦力になることだろう。

いや、もしくは海外で起業して成功しているかも知れない。

日本でアルバイトをしながらウジウジしているより、思い切って海外に飛び出そう。

閉塞感を持って日本にいるより、海外に行って、自分の存在意義を考えているのも面白いものだ。

そんな話を知り合いの社長にしたら、面白いことを教えてくれた。

それは、20代の若者だけでなく、50代の人が動き始めたということである。

その社長の会社は、中国に現地子会社がある。その子会社の責任者を募ったところ、大半が50代の人だったそうだ。しかも、給与が下がっても良いと社長に直談判してくる人もいたそうである。

その理由の大半が、子育てからの開放があるようである。

30代、40代は、家庭と仕事の両立が求められるが、50代になると、子供の手も離れ、定年が視野に入ってくる。

これまでの人は、定年まで静かに向かえ、年金暮らしを考えていたようだが、今の時代はそうは行かない。50代のうちに、定年後の生活設計を行っていなければ、安心できないのだ。海外での勤務は、海外移住をもさえ含んだその後の生活も考えているのである。

しかし、理由は、それだけでない。

「もう一度、華を咲かせたい」

もう一度、若者の頃に戻って、思い切って新しい仕事にチャレンジしたいと考えているのである。

50代の若者返りだ。

素晴らしい。

私は、この話を聞いて、20代ヤング向け、50代シニア向けの海外勤務ビジネスを展開しようかと考えている。

是非、海外に飛び出そう。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2007年7月15日 16:32