【堀田信弘の今日の語録】 『この会社は、きっと伸びるだろうな。他の会社と違うことができること自体に可能性を秘めているから。』


クラウドについて  「活・喝・勝」


妹と私とライマスの仲間

ベトナム・ホーチミンにある子会社ライジングマスター(株)(略称ライマス)の飲み会は、実に素晴らしい。正確に言うと、素晴らしいという表現が正しくないかも知れない。それは、大騒ぎの飲み会になるからだ。

毎月、私が訪越する時には、全社員と懇親会の名の元、盛大かつ大学生のノリで一大イベントが始まる。

会は、必ず「モッ(1)、ハーイ(2)、バー(3)、ヨー(乾杯)!!!!!」で始まる。さて、いよいよホーチミンで"一番" の大騒ぎの始まりだ。

飲み会の場所は、毎回異なる。今回は、近くの韓国焼肉店で開催。昼間のうちに、予約をし、フローを貸切にしてもらうよう"必ず" 依頼する。オーナーに「うるさくなるから、貸切にして」と理由を告げ、オーナーに納得してもらう。これが重要。

が、、。

今回も、毎回通り、他のお客さまより「うるさい」とクレームがあった。

「だから、うるさくなると言ったでしょう」と言うも、他のフローのお客さまからのクレームだけにサイレントモードにトーンダウンさせる。

が、、、。

今回は、日本から持っていた様々なカップヌードルをかけた大ジャンケン大会をやってしまった。

全員が私とジャンケンをして、勝った人がカップヌードルをもらう。ちなみに、ベトナムの国営デパートにも日本のカップヌードルは売っているが、5ドル(約600円)もするから、とても高い。社員が普段食べている昼飯が60円くらいだから、10食分に相当する。日本で言えば、 5,000円のカップヌードルが貰えるようなものなのである。

そして、社員たちにとって、初めて知ったジャンケン。もはや、興奮状態は止められない。

オーナーが、再びやって来て、「お願い」と言った。

渋々、会場をカラオケ屋に移し、2次会へ。

今回は、今月入社した新入社員が3名いた。

21才の男子社員には、初めて経験することばかりで、テンションが上がっていた。自己紹介の時、私から、日本酒の杯をプレゼントさせ、一機に飲み干した。うちの飲み会は、一升瓶を持ち込まないと酒が足りなくなる。あっと言う間に一本空いた。

案の定、男子社員は、ダウン。

大学生の飲み会そのものだ。それはそのはず、若い社員が多い。現役女子大学生も4名いるから、男子社員にとっては、さながら合コンのようなものだ。と言っても男性は、私もいれて5名しかいないから、15名の女子には圧倒されてしまう。

私は、色々な飲み会に出ても、こんなに気の許せる仲間はいない。私も、心底からハシャギ、みんなと大声を出して笑う。

実に素晴らしい。

ベトナム人が行う飲み会は、いつもこのようなものかとずっと思っていた。

どうやら、この風土は、うちの会社ライマスだけのようだ。

誰が、この風土にしたのか。

勿論、私。

それと、私がいないほとんどの時間、私の代わりに、毎日朝礼をしてみんなを元気付けている私の妹。

彼女は、責任者として、ホーチミンに来た。私とは、正反対の性格で、慎重で堅実である。

私は、妹が初めてホーチミンに来る時、ビジネスクラスに乗せ、ロマンチックで格調のあるマジェステックホテルに泊めた。屋上のラウンジで、ミスサイゴンというカクテルを飲みながら、サイゴン川を下る遊覧船と、高層ビルの夜景を見せて、口説いた。

1ヶ月後、彼女は、ホーチミンに住んだ。

6ヶ月が経って、日本にいる時よりも自信とリーダーとしての風格が出てきた。

毎朝、自分で教材を作り、全社員に日本語の講習を行っている。数ヶ月前の妹の誕生日には、社員全員から花が贈られた。どうやら、社員からの信頼も得始めたようだ。

人に信じられるようになることは難しい。でも、人を信じることは誰でもできる。裏切られても、私は社員を信じるよう彼女に指示をした。

こんな兄妹のコンビが、我を忘れて大笑いできる組織を作った。

飲み会の翌日、二人の女子社員が私の前に立って、「社長、すみません。夕べは社員が酔ってしまって、お手間かけました」と日本語のできない男子社員に代わって謝ってきた。素晴らしい社員に育てくれた。

妹とライマスの社員に感謝する。

ライマスの社員、これからも妹をよろしく。

妹よ、ライマスをよろしく頼む。

信じれば、必ず信じられる、そう信じて、頑張ってほしい。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2007年8月 3日 23:48