【堀田信弘の今日の語録】 2010年7月31日 『衰退の陰は、発展と共に常に忍び寄っている。』


教育について  「活・喝・勝」


非日常的な環境を与える

週末は、子供たちとキャンプに行った。キャンプの最大の魅力は、非日常的な環境で、”普段と同様”な日常的な生活をすることである。

食事をしたり、お風呂に入ったり、歯を磨いたりと”普段と同様”な日常的な生活と変わらないことなのだが、山の中、テント生活という非日常的な環境に行くと、”普段と同様”でないことが発生する。

普段は、言われないと手伝いをしない子供たちが、積極的に手伝いをする。

テントの設営、食事の準備、食器洗いなど、楽しみながら手伝う。

非日常的な環境に行くと、遊びと手伝いの堺目が無くなるのだろうか。

環境のもうひとつに、時間の流れが非日常的になることも起因する。”普段と同様”なことであっても、時間の流れが”普段と同様”ではない。簡単に言えば、キャンプでは時間がたっぷりあるから、時間に急かされることがない。

時間に余裕があると、精神的に余裕がある。

精神的に余裕があると、子供たちとの接し方が変わる。

こちらが楽しめば、子供も楽しむ。

やらされるより、進んでやったほうが楽しい。

キャンプに行っての成果は、これまで気付かなかった親子関係に気がつくことである。

私は、私に子供がいなかったら、夫婦二人でキャンプをするようなことはなかったと思う。仮に、行ったとしても、我を忘れて子供たちとにぎやかに遊ぶようなことはなっただろう。しかも、その体験を通じて、自分自身に気づきを与えてくれるものにはならなかったように思う。

私は、男親で、しかも普段は単身赴任だから、日々のしつけや教育は家内に任せきりだ。だから、私ができるのは、遊びや旅行など非日常的な環境を提供することしかできない。私には、遊びを通じてしか、子育てができないと言っても過言ではない。

しかし、それはとても大切なことだと思う。遊びと勉強のメリハリをつけさせ、普段行えないことを体験させることは、子供の成長に役立つと考えている。

私が小さな頃は、そもそもそんなことは親から与えられるものではなかった。色々な遊びを通じて、疑似体験を自ら生んできた。基地ごっこは、キャンプの原型そのものだ。友人と作った基地に泊まりたくて仕方なかった。

しかし、今の時代は、子供にその能力がないのか、やれる環境がないのか、あるいは子供にも時間的な余裕がないのか、それでいて遊びと言えば、テレビゲームくらいなものだ。

子供が生まれて、親になるということは、その親自身が人間として子に成長させられるところがある。しかも、子供のための遊びが、実は自分自身のリフレッシュにもなっている。本当に子供がいることだけで幸せである。

会社というもうひとつの家庭においても、何か父親として非日常的な体験や経験ができないか考えてみたい。

みんなでキャンプでも行ってみようかな。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2007年8月20日 12:47