【堀田信弘の今日の語録】 『この会社は、きっと伸びるだろうな。他の会社と違うことができること自体に可能性を秘めているから。』


ビジネスについて  「活・喝・勝」


ナンバーワンを目指す

昨年暮れ、私は『オンリーワンよりナンバーワン』の中で、「オンリーワンという響きの良い屁理屈を並べ、堂々とナンバーワンを放棄するような小心で、弱虫な人間だと気がついた。これは、単にナンバーワンを目指すことができない負け犬の遠吠えである。この程度の人間が、オンリーワンと声高に叫んでも、オンリーワンの商品など生み出せるはずもなく、ましてや初めからナンバーワンを目指さないのだから、ナンバツーにもスリーにもなれるはずもない」と書いた。

今年から、私はナンバーワンを目指すことを宣言したい。

小さな地域でのナンバーワンでも良い、ニッチで特定な分野でのナンバーワンでも良い。とにかく、自分が定めた場所や領域において、どんなに小さくても、どんなに狭くても良いからナンバーワンを目指す、目指させる。

初めの一歩は、自分の背丈にあったとても小さな目標で良い。しかし、その目標に対して、何が何でもナンバーワンを目指すことが重要だ。一切の妥協は認めない。

その分野や場所で、ナンバーワンになれないような状態で、その分野を越えたり、地域を違えるような安易な拡大展開は認めない。

まずは、その商圏で一番になることだ。その上で、次はその隣の商圏で一番になる。市町村で一番になれないようなものが、いきなり県や都で一番を目指しても勝てるはずもない。小さな村でも良いから一番になって始めて、隣の村への進出を考えるべきだ。

まずは、勝つこと。どんなに小さなところでも良いから勝つことだ。一度も勝ったことがなければ、自信にもならない。勝つことに貪欲に挑む。

今まで、私には、一番を目指すことも、勝つことも意識が弱すぎた。それでは、2位や3位にさえもなれない。その最大の理由は、このように堂々とナンバーワンを目指すと言えば、横柄で、拡大志向で、もし失敗でもすれば、慎重さに欠け、質より量を重視する姿勢を批判されることが予想されるからだ。

しかし、そもそも一番を目指さないような事業は撤退すれば良い。小さな地域やニッチな分野でさえも一番になれないようで、あるいは目指すことさえもできないようで、事業を確立、成長させることなど不可能である。

では、ナンバーワンとは何か。

売り上げでも、顧客数でも何でも良い。ただ一つの条件は、数値目標であること。数値化できない弱腰で、机上の目標など必要ない。しかも、ナンバーワンを目指す以上、自己満足ではダメだ。

相手の数値が明白で、それを超えなければ意味がない。

顧客満足度ナンバーワンというのも、聞こえる響きは良かろう。しかし、相手の企業とどう比較し、どう客観的に堂々とナンバーワンを掲げるのか。サービスの質がナンバーワンだというのもしかりだ。もっともらしい目標だが、私は、もうこのような綺麗ごとは言いたくない。

サービスの質がナンバーワンなら、顧客の満足度も高い、と言うことは当然売り上げだってナンバーワンのはずである。売り上げでナンバーワンも目指さず、理屈だけの質でナンバーワンを目指すというような考え方は姑息である。

サービスの質がナンバーワンである証拠を数値で出そうでないか。そして、逃げずに、まずは売り上げナンバーワンの目標を立てることのほうが、堂々としていないか。売り上げナンバーワンを目指すために、サービスの質を高めるのだ。順番を履き違えてはならない。

居酒屋でも良い。その地域でナンバーワンの居酒屋を目指せば良い。居酒屋より、もっと質を求めるというのなら、料亭を目指せば良い。そして、その地域でナンバーワンの料亭を目指せば良い。

それぞれの定めた領域で、妥協なく、ひるむことなく、ナンバーワンを目指すべきだ。

その道こそが、その領域におけるオンリーワンである。

ナンバーワンを目指す。それは、目標を明確にすることである。誰にも負けないと宣言することである。

そう、自ら宣言をし、その目標に我武者羅に向かうこと、誰に何と言われようと負けないと必死に走ること、これがこの時代には必要なのである。

もう甘温い漠然とした綺麗ごとの目標など意味がないのだ。

この闘志、これを今年は見せつけよう。

そして、こんな年でも、全く新しいビジネスにも挑戦したい。もちろん、その分野でナンバーワンになることを前提に。

いざ、どうぜ目指すならナンバーワンだ。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2009年1月 3日 05:16