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ビジネスについて  「活・喝・勝」


壮大な数値目標を持つ器

ドリームクラスターには、100人の社長誕生、100社設立、100の事業展開という小さな夢がある。私は、初めて出会った人に、この夢の構想を話す。私は、これまで数多くの経営者と出会ってきたが、壮大な夢、壮大な目標を明確に話す社長は、ほんの数人である。

先日、その中の一人に、久しぶりに再会した。3年振りだった。

4年前、ドリームクラスターができた時、その会社は20人足らずだった。出来て間もないイージョブゴーの仕組みを説明に伺ったのだ。

その頃、イージョブゴーの会員数は、やっと1,000社に達成していた頃だったと思う。

イージョブゴーを始めた時、最初の目標を1,000社とした。それには、根拠があった。当時、案件情報を配信している団体の加入企業数が1,000社を超えた頃であったからである。

しかし、実際に1,000という数値を掲げても、とてつもない高い山に見えた。登るにも頂上が見えなかった。その山の半分、500社を達成するために8ヶ月を要した。しかし、五合目の半分を過ぎてから、頂上が見え始め、残りの500社は最初の500社の半分のスピードで達成することができた。

今では、5,500社になったが、ゼロの時点で1,000という数値を掲げるには、不安もあった。でも、その頃は、今思うと我武者羅に無我夢中であった。

このように大きな、時には大きすぎる数値目標を掲げるというのは、とても勇気がいることである。達成できなければ、口だけだと言われる。だから、多くの人は、具体的な数値を掲げようとしない。

そんな中、出会ったのが、20人の社員を抱える若い社長である。出会った時、その会社は、ゲーム関連の事業がメインで、全盛期よりも大幅に人員が減少したと言っていた。一時は、わずか数人になったそうだ。

そこで、その社長は、イージョブゴーを全面的に活用し、自らが未知の分野であるビジネス系へ大きくシフトしようとしたのである。

彼は、本気でイージョブゴーを活用してくれた。

それから1年後、私は、300人が出席してくれたイージョブゴー2,000社達成記念パーティーで、この会社の成功事例を発表した。

その会社は、1年間で120人になっていた。100人も増加したことになる。私は、その会社の採用方針について社長から話を伺った。

彼の方針は、単純だった。「応募に来た人は全員採用です」とニコニコしながら言う。「私は、神様でないから、その人が優れているかどうかなど見極められない。お客さまに判断してもらいます」

全員採用し、2ヶ月間の試用期間中に、教育と営業展開を図る。本人からついていけず辞めるものもいれば、2ヶ月の試用期間中に仕事が見つからずそこで終わりになるものもいる。しかし、それでも入り口だけは開けてある。希望すれば誰でも入れるのである。アメリカ型入学方式である。

その時、彼は、1,000名の会社にするのが目標だと言った。私が、それまで出会った経営者の中で、具体的で、最も高い数値を言った人だと思う。

それから3年後、再会した。社員数は350名になっていた。山の1/3を超えたことになる。今でも彼の採用方針は変わっていない。

彼の素晴らしさは、とてつもない大きな数値目標を堂々と公言できること。それに、誰もが出来そうで出来ない、採用方針。そして、それを貫くところ。とても、私には及びもしない、大経営者だ。

1ヶ月ほど前、彼と同様にとてつもない大きな数値目標を持つ30代の若い社長と出会った。

その彼の会社は、半年ほどまえ20名ほどの会社だったそうだ。それが半年で、140名になった。売り上げも、1億円ほどから10億円へと一気に10倍になった。その彼の目標は、100億円企業にすることだそうだ。

彼は、夢ではなく、具体的な目標にしている。

負け犬の遠吠えのように、社員数や売り上げ規模が全てではないという人もあろう。ならば、そのような人の具体的な数値目標は何か。

なぜ、その程度の数値目標しか立てられないのであろうか。それは、その数値がその人の器だからに違いない。それを自覚したならば、社員数や売り上げ規模が全てではないなどと、自分ができもしないで批判する資格はない。

そして、私なら、私よりも大きな目標を持てる人に、将来を託したいと思う。その人の力になりたいとも思う。

IT業界は、全国に2万社近くあると言われている。これは、全国にあるコンビニ4万社の半分である。街のあちこちにあるコンビニの半分ほどの企業数があるのだ。

人口6千人に1社の割合である。これが、このまま淘汰されずに存続できるはずはない。大同合併も視野に入れなければ、生き残ることは不可能である。もう、自分で器が小さいと自覚している経営者は、少しでも器の大きい社長と手を組みべきではないだろうか。

それが生きる道でもある。

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投稿者 :堀田信弘: 2009年2月 2日 05:23