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クラウドについて  「活・喝・勝」


100%子会社化の持つ意味

昨日3月1日付けで、グループ子会社を、それぞれ100%子会社化した。今回の措置は、グループ再編、グループ再構築への第一歩である。

これまで、子会社への出資割合は49%だった。それを100%化したということは、単に、出資割合が変わったという類のものではない。

これまでのグループ体制に対する、一新を意味する。

『"夢"と"夢"の集合体を目指して。仲間の"夢"を共有する、それが私たちの"夢"です』というのが、ドリームクラスターの経営理念である。ドリームクラスターという名前の由来にもなっている。

この理念を実現すべく、ドリクラの小さな夢というのがある。100の事業展開、100社設立、100人の社長誕生というものである。この小さな夢を、真っ向から否定しようというのが、今回の決定である。

今回のこの決断をするまで、半年を要した。自己否定をしたのだから、苦渋の選択である。

完全な自己否定だ。

ドリクラの小さな夢を否定し、名前の由来にもなっている理念さえも根本からひっくり返した。

最大の理由は、理念を元にして出来た事業方針「ドリクラスタイル」の矛盾があったからだ。

事業方針には、ナンバーワンよりオンリーワン企業を目指すとある。しかし、これは負け犬の遠吠えであることを悟った。私は今年1月3日『ナンバーワンを目指す』の中で、「もう生温い漠然とした綺麗ごとの目標など意味がない」と断じた。

私の考えたオンリーワンは、生温い漠然とした綺麗ごとだと自己否定した。自分は、逃げていると悟ったのである。

"規模の拡大より質の向上を重視する"、"売上より利益を重視する"というのも、同じだ。掛声だけの空論で、実態と矛盾している。建前論の経営をしているようでは、企業が生き残れない。

"経営と執行の役割を明確化する"ということも掲げた。全くできていない。目指していて出来てないならまだしも、目指すことも、理解させることも全くできなかった。

全ては、私の責任である。

そして、それを反省し、私は全てを否定しなければならないと考えた。

そして、同時に、このままの生温い、ママゴト経営をしていては、全滅になると危機感を感じた。私も含め、全員が経営者として失格だった。あまりにも未熟だった。

しかし、私は、彼らを責める理由はない。むしろ、こんな体たらくな経営をしたにも関わらず、たった4年間でグループ全体で20億円超の企業群になったことは誇りである。その意味で、これまで我々が行ってきた方法は決して間違っていなかったと、彼らに感謝したい。

だが、私には、これからの未来を考えた時、その数値に対しても、あるいは今の経営方法にしても満足できなくなった。これまでは良しだが、これからはこれではダメだ。

しかも、彼らの能力を結集すれば、一流のチームになると確信した。バラバラに動いているより、チームになったほうが遥かに加速できるのは、間違いない、と私は考えた。

彼らの中には、道半ばで無念な者もいるだろう。自分で自由にやってみたいと考えている者もいるはずだ。もし、そのような気持ちになれたなら、それこそドリームクラスターの役割が果たせたのだろう。それがこれまでのドリームクラスターの目指す形だったのだから、それは喜ばしいことである。

私は、これからまともな経営をしたい。いや、私がしなくても良い。誰がやっても良いが、生温い経営姿勢だけは一新したい。そして、負け犬の遠吠えではなく、本物を目指し、ナンバーワンを目指す強さを持ち合わせたい。

くだらん空論に時間をかけるより、実績で、数値で表現できる形にしたい。

そのために、すべてを否定するところからはじめ、再構築したいのだ。

しかし、今回の決定は、まだほんの一歩にしか過ぎない。100%子会社化し、統制しても、何ら変わらない。本気で変わるには、まだまだやらなければならないことが山ほどある。

グループを再編し、理念を見直す。それでやっと3合目だ。

これから一気に5合目まで、この半年以内で実現する。

そこからがやっと山登りの始まりだ。

今はまだ、山登りに備え、装備を揃えているだけである。これまで何の装備を持たなかったのだから、本格的な山に登るには、不十分である。これから登る山は、酸素ボンベもを必要とする生死をかけた山登りになる。これまでのようなハイキングではない。

私は、その山に登る覚悟をした。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2009年3月 2日 05:38