世界都市研究グループにGaWCというのがあるそうだ。GaWCは、世界の主要都市を規模や発展度合い等によりいくつかのカテゴリーに分類し格付けしている。
最新の情報によると現在、世界で最も大きい分類に位置づけられる第1級世界都市に選ばれている都市は、40都市である。この40都市は、さらに4つに分類され、++の世界最高都市は、ニューヨークとロンドンの2都市である。
次の+に位置づけられる都市は、東京、香港、シンガポール、パリ、シドニー、北京、上海の7都市。パリを除いた残り全てがアジア・オセアニアである。
残りの31都市の中で、アジアの都市は、バンコク、台北、ソウル、クアラルンプール、ムンバイ、ジャカルタの6都市である。つまり、世界40都市の中に、アジアは12都市もあるのだ。
私はそのシンガポールから橋を渡り、わずか15分でマレーシアに、そして、車で3時間ほどのクアラウンプールに行ってきた。ペトロナス・ツイン・タワー(高さ452m・89階建て)という超高層ビルの摩天楼に衝撃を受ける。
そこから、同じ世界都市に選ばれているバンコクにやってきた。
バンコクのスワンナプーム国際空港は、旅客ターミナルビルの総床面積で世界一の広さを誇っているハブ空港だ。
バンコクは、『微笑みの国タイ王国』の首都である。Baiyoke Tower IIという超高層ビルは、85階建、高さ304メートルもあり、横浜ランドマークタワーを凌ぐ。
バンコクに来ると、他の世界都市と比べ、観光都市のイメージが強く外国人の多さが目立つ。そして、何といっても物価が安く、仏教国を象徴するかのように信仰に厚い国民性を感じる。
バンコクの最大の魅力は、癒しだ。
何年分もの肩のコリ、ストレスを取り除いてくれる雰囲気がある。もし、私が年を老いて海外に住むとしたら、迷わずバンコクを選ぶであろう。それほどまでにバンコクは、癒しの空間を与えてくれる。
この青い空と夏のような日差し、のんびりした時間の流れ。それでいて街には活気があり、様々な民族衣装に身をまとった外国人観光客が通りを行き交う。近代的なビル、高速道路、高架鉄道、地下鉄、コンビニ、両替所、都市機能も充実している。
世界中で地下鉄が走っている都市は、112都市。そのうちアジアは29都市で、その一つがバンコクである。
タイの道路は、日本や旧イギリス領の国々と同じく右ハンドル、左側通行だから違和感を感じない。
問題なのは、世界的に悪名高い慢性的な「交通渋滞」。車が街を埋め尽くしている。私は、その渋滞の中を、バイクタクシーを利用して街中を動き回る。
街を歩いていると沢山の日本人を見かける。バンコクには、約27,000人にも日本人が住んでおり、ニューヨーク、ロサンゼルス、上海に次いで多い。
特に、スクインビット通りという中心部には、日本語の看板が目立ち、日本人向けのお店が連なっている。
私はこれから、車の渋滞の街から、バイクの渋滞の街である、第2級世界都市に選ばれているベトナム唯一の都市、ホーチミンに向かう。
ホーチミンが、第1級世界都市に選ばれるには、何年先であろうか。
それにしても、こうして東南アジアを回ってみると、実に近くて隣接しているのを感じる。この隣接感が、きっと相乗効果を生み、発展にうねりを与えているのであろう。
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投稿者 :堀田信弘: 2009年11月15日 05:04