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過程より結果が大切だ

先日、私は『結果主義と成果主義と能力主義』の中で、『評価される側は、結果や成果よりも、努力や能力、過程を認めてほしいと考える』と評価方法について述べた。

日本には、「結果よりも過程が大切だ」という考え方がある。

その意味を正しく理解している人は、どれくらいいるだろうか。

今ここで、私が「過程より結果が大切だ」と言ったら、誰がその意味を理解できようか。

まず、「結果よりも過程が大切だ」というのは、いくら結果が良くても、その適当に手を抜いてやっているようでは問題で、その逆に、どんなに結果が悪くても、その次に繋がる何かを得ることが大切だという時に使う。

私は、「最終結果だけでなく、途中結果も大切だ」という意味だと理解している。

だから誤解してほしくないのは、結果が出なくても、一生懸命に努力する過程が大切だとは思ってほしくない。なぜなら、このブログは、リーダーや、リーダーを目指す人のためのものであり、それを望んでいない人向けのものではないからである。

どんなに努力しようが、寝ないで頑張ろうが、リーダーにとって、そんなことは当たり前のことであり、だからと言って、過程を評価してほしいというのは甘すぎる。

重要なことは、全てが結果であるということである。だから、私にとって過程も結果である。最終結果が悪いから全てを認めないと言っているのではない。

過程から何を得て、何を学び、何を反省して、どんな教訓や今後の材料となる何を得たかという結果が重要なのである。その結果を得られないのであれば、一生懸命に頑張ろうが関係ない。

リーダーは、常に結果が求められる。過程においても、最終結果においても、その全てでどのような結果を生んだのか、生めなかったのが問われるのだ。

私は先ほど、リーダーやリーダーを目指す人ならば、過程を評価しろという考えを持っているようでは甘いと言った。そのような甘い考えがある以上、既にその時点でリーダーには向いていない。なぜなら、結果責任に対する逃げる姿勢を持っているからである。

何のために組織はリーダーがいるのか。それは結果に対する責任を負うためである。その責任が負えないのであれば、それで組織のリーダーだと言えるはずがない。

再度繰り返すが、このブログは、リーダーやリーダーを目指す人のため、そして、何よりも未だに真のリーダーになり得ない自分のために書いている。自分を戒めるために書いているのだ。

だから、少なくてもリーダーやリーダーを目指す人でないのなら読まないでほしい。それは私からの願いである。なぜなら、リーダーやリーダーを目指す人でないのなら、到底に受け入れられる内容ではないからである。

私は、常にそのことを意識して書いてきた。ところが、リーダーやリーダーを目指す人でない人に、「過程より結果が大切だ」と書いたら、過程も大切だと当たり前の批判を受けるであろう。そんなことは百も承知である。

私は、そのような人に、「過程より結果が大切だ」、「結果が全てだ」何て言っているのではない。だからお願いだから、リーダーやリーダーを目指す人でない人には読んでほしくない。

しかし、リーダーやリーダーを目指す人の中で、結果よりも過程を評価すべきだと批判されたら、話にならない。もし、仮にその人が、わが社の社員だとしたら、私は決してその人をリーダーにすることはないであろう。

もし、わが社の社員ではなく、結果よりも過程を評価すべきだと批判するのであれば、その方は本当に自分がリーダーに相応しいのか考えてほしい。部下にではなく、リーダーである自分自身に対して、結果よりも過程が大切だと論じているあなたが、組織を代表して結果に対する責任を負おうとしているのか考えたら良い。

それでもまだ、自分自身に、結果よりも、努力すること、一生懸命にやることのほうが大切だというのなら、誰にも一切結果を求めることはできないであろう。自分自身にすら結果を求めれることができないのだから、結果などないがしろにしたら良い。

三度繰り返す。私は、リーダーやリーダーを目指す人のため、そして、何よりも未だに真のリーダーになり得ない自分のために書いている。その自分自身も含め、リーダーとは結果が全てである。リーダーがリーダーであるためのことを言っているのだ。そうでない人に、言っているのではない。

私は『自分に甘いから苦しいのだ』の中で、『自己満足したら、経営者は終わりである。かつて、自己満足したことがあったから、今が苦しいのである。』と書いた。

今が苦しいのは、どこかで自分に甘いことを選択させたからである。悪かった結果に真正面から向き合おうとせず、こんなに頑張ったのだから、今回は良しとしようと、自分の甘さを許したのである。

自分の甘さを許すということは、反省できない証拠である。特に、寝ないで一生懸命に頑張った時に結果が出なかった時、人間は、自分に対し言い訳をして、ダメだった結果から目をそ逸らそうとする。自分を慰め、自分を褒めて、良しとする。

良しとしたらお終いだ。悪いとしなければ、ダメだった結果から真摯に反省し、素直に未熟さを認め、次に繋がるための材料が見つからない。だから、一度甘さを覚えると、次も苦しくなる。そして、また逃げようとする。

しかも、私のこのブログに批判することで、自分の甘さを正当化して、甘くないということを論じようとする。それでもリーダーであろうか。

私は、これからも未だに真のリーダーになり得ない自分のために書く。自分の甘さを捨てるために、自分に対する批判を書く。自分への戒めを書く。

そして、私は、リーダーなら「過程より結果が大切だ」という点は、どんなに批判されようが、自分のために変えられない。

結果を受け止めるのがリーダーの仕事だからである。

結果を部下に擦りつけるのは、リーダーではない。

リーダーなら、一生懸命に努力する過程は当然なことで、当たり前のことだから評価には値しないのだ。当たり前のことを評価して、結果を評価しないでどうするか。

過程より結果が大切なんだよ。判るかリーダー。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2009年12月13日 05:47