【堀田信弘の今日の語録】 2010年9月 3日 『 左手と右手は、矛盾だらけだが、決して片方が無くなっても良いと言うものではない。矛盾の両輪は、私の目指すところ。』


若者について  「活・喝・勝」


やらずにできるはずもない

1,000人以上もの死を見届けた終末期医療の専門家が書いた「死ぬときに後悔すること25」には、人が死を感じた時に、何を後悔するかについて、代表的な25の例が書かれている。

25のうち、あることをしたために後悔するのは4つしかない。悪事に手を染めてしまった、感情に振り回された一生を過ごしてしまった、自分を一番だと信じて疑わず生きてしまった、死を不幸だと思ってしまった、の4つである。

残りの21は、全て、しなかったために後悔するものばかりだ。

つまり、人間は、死を感じた時、したことより、しなかったことで後悔するのである。これは、"やる後悔よりやらない後悔の方が大きい"という言葉が裏付けられる結果である。

私も、"やる後悔よりやらない後悔の方が大きい"という考え方を持っている。だから、やらないで後悔するよりも、やって失敗したほうが遥かにましだと思っている。当たって砕けろである。だから、私にとってどんなビジネスであろうとも、やらないという判断をすることは、余程リスクがあってもまずあり得ない。

「死ぬときに後悔すること25」の中にも、"自分のやりたいことをやらなかったこと"というのがあり、やるのと、やらないとのとでは雲泥の差だ。

私は『やりたいこととやるべきこと』の中で、『私は、やりたい人に、やりたいことを、やりたいようにさせたい。しかし、それには、条件がある。その条件は、その人のやりたいことは、今、この瞬間、何もかも全てを投げ捨てて、本気で死ぬ気でその事に没頭できるくらいのものであるかということである。』と書いた。

本気で死ぬ気でやれば、『やってやれないことはない』のである。私はそう信じている。『やってやれないことはない』、 やらずにできるわけがないないのだ。だからこそ、やらないより、やることを選択し、そして、どうせやるのなら本気で行えば何とかなるのである。いや、『何とかする』のだ。

やらずにできるはずもないのに、やる前からリスクや問題点だけを並べて、卑屈になっても仕方ない。リスクや問題点は、放っておいても山ほど出てくる。出てこないのは、その山ほど出てきたリスクや問題点を乗り越えようとする意気込みである。

その意気込みが生まれないから、リスクや問題点に押しつぶされてしまうのだ。消沈。

リスクや問題点を出すなと言っているのではない。どんどん洗い出せ。リスクや問題点を無視しろと言っているのではない。リスクや問題点を受け止めるのは当然だ。

その上で、そのリスクや問題点に押しつぶされるな。自ら出したリスクや問題点が、自らの意気込みを押しつぶす結果となっては、やらない理由を正当化するようなものだ。やらないということは、できないということ、つまり、自分には能力がないということを声高々に宣言しているようなものである。

そんな無様な姿を見て、死ぬ前に後悔しないか。

いつもいつもそうやって、リスクや問題点を積み上げることで、そこから逃げでしているようでは、リスクや問題点がない甘いものばかりを選択する安易で、自分に甘く、益々弱くするだけではないか。

もうできない理由は、どんな理由であろうとも聞きたくない。私を弱腰の仲間に引きずるな。なぜ、そんなに弱くて、情けなくて、後悔するような人生を好むのか。

私は、好まない。

人間には、働きたくても働けない人もいる。歩きたくも、歩くこともできない人もいる。話すことも、意思表示することも、したくてもできない人がいるのだ。それなのに、私は、ブログを書くことも、走ることも、どこに行くこともできるのだ。私に何ができないというのだ。

やりたくてもやれない人もいる、必死で生きたくても死がすぐそこまで迫っている人だって沢山いるんだ。私はどうか。明日死ぬのか。明後日か。死ぬ気になれば、何でもできるはずだ。

必死で生きているのか。死ぬ気で行動しているのか。甘えているだけではないか、自分に。

私は嫌だ。

障害を持って生まれた息子のためにも、息子ができない分までも必死で生きてみたい。それで仮に死が近づいたとしても、人間いつ死ぬのか分からないのだから、早いも遅いもないだろう。人間、そう簡単に死にやしないさ。

やらずにできるはずもない。やってできないことはない。

なぜそれなのに、何ら不自由もない人が、何もしないのだろう。話すことができるのに、進んで話をしようとしないのだろう。歩くことも走ることもできるのに、立ち止まってしまうのだろう。働くことができるのに、必死で働かないのだろう。働くことができる喜びを感じないのだろう。

健常だからか。幸せだからか。平和だからか。

そんなことは理由にならない。

やれないことを、やらないことと言い、できないことを正当化するだけだ。あまりにも陳腐な考えではないか。悲しくないか。寂しくないか。

私は嫌だ。

やらずにできるはずもないのだ。やらないで後継することは嫌なんだ。必死でやれば、後悔しない。そして、本気なら、やってやれないことはない、やらずにできるはずもないのだから。

若者なら、やってみようではないか。

一度きりの人生じゃないか。

やらずにできるはずもないじゃないか。よし、やろう。すぐにやろう。今やらないで、いつやるか。今すぐにだ。

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投稿者 :堀田信弘: 2010年1月19日 05:10