私は、これまでに何千人もの経営者や政治家、若者と出会ってきた。これからも、私にとって、出会いは、経営をする上での、あるいは私の人生の最も大きなウェートを占めると言っても良いことであろう。
このブログを書き始めてから思い出に残る出会いは、数々あった。ブログを通じて出会った人も沢山いた。
ベトナムの立ち上げを手伝ってくれた『マイとの出会いと旅立ち』もあった。偶然の出会いは『縁と運』をももたらす。彼は、今、仲間としてベトナムで事業拡大に懸命だ。
私の尊敬する『ど真剣社長との出会い』もあった。
このブログを読んで、ニューヨークから会いに来てくれた鈴木社長のことは『私が村長になったら』の中で書いた。その鈴木社長は、自身は英語が流暢にできるのに、アメリカのビジネス社会では、中途半端に英語で話すよりも、通訳を使うことのほうがもっと大切だと教えてくれた。
それを知った私は、たった一人でも自信を持って世界中に飛び立てるようになった。
私は全く英語ができない。それでも、私が初めて『ミャンマー・ヤンゴン』に行けたのは、チョウゼヤさんと出会わなければあり得なかった。
来月、私は4度目の『バングラデシュ・ダッカに行く』が、そのきっかけを作ってくれたのはアクバルさんとの出会いからだ。
初めて台湾に行ったのも、『上海と大連に行く』のも、『韓国・ソウル』も、そして『シンガポール』も、皆、出会いがきっかけである。
『アウシュビッツ強制収容所』で出会った中谷さんは、私たち家族がみな涙を流すほどに感動を与えてくれた。そして、勇気をくれた。
私のこれまでの人生、これからの人生は、出会いを大切にすること、出会いを求め続けることである。
全く才能のない私を、こうして勇気付けてくれ、助けてくれて、外の世界を教えてくれるのは、全てが出会いからだ。
私は、世界中どこに行っても、できるだけ多くの人に語りかけるようにしている。飲み屋の隣に座った欧米人にも、身振り手振りで話しかける。
たった一人で地下鉄や、ローカルバスに乗って動き回るのも大好きだ。それは、出会いは、待っていてはやってこないからである。いつ、どこで、誰と出会うかなど誰も判らない。だからと言って動き回らなければ、人と出会うことはあり得ないのだ。
出会いとは、出て会うことである。まずは、外に出なければ会うことはないのだ。外に出る回数を増やすということが、出会いの機会を増やす第一歩である。
多くの人と出会えば出会うほど、新しい発見がある。
もちろん、嫌な出会いだってないとは言わない。出会えば、別れも訪れる。折角知り合いになってこれからという時に、亡くなった人もいた。
そのような経験も、全てが出会いがなければ始まらない。
私が出会いを求める最大の理由は、『力より尊敬されるリーダー』である鬼丸さんの考え方に近い。
私にはない魅力を持つ鬼丸さんは、『私は、英語が全く話せません。それでも、海外に出かけて様々な人と出会いを求めました。そして、私は、特別な才能が全くありません。ですから、私は、誰かを助けるなどという大それた考えではなく、私自身が助けらて生きているのです。今では沢山のスタッフが、私を助けてくれるようになりました。彼らは、私ができないことを、代わりに行ってくれます。』と言った。
私も特別な才能がない。英語もできなければ、知識も教養もない。だから私も、私自身が助けを求め、私ができないことを、代わりに行ってくれる人を求めているのだ。
つまり私にとって、出会いは、私の無能さを唯一救ってくれる手段なのである。そのために私が最大限心がけていることは、『来るものは拒まず』を貫くことである。
選ぶのではなく、選ばれる存在になること、無能な人間であるならば、当たり前のことである。こちらから人を選別して付き合うのではなく、相手から選別されるようにならなければ、選別するような能力など身につくはずもない。
人を選別するなどいうようなことは、多くの出会いがあって、多くの付き合いを経験し、多くの失敗も良い経験もなければ、何の基準もなくできるはずもない。単に好きか嫌いかという、食わず嫌いの状態に過ぎない。食わずして、不味いも美味いも知るすべもないのだ。
私は、これからも、外に出て、会うことを求めたい。出会いは待っていても訪れないのだから。こちらから、求めて、こちらが付き合うに値する人間として選ばれなければならないのである。
私にとって、出会いという行為は、経営をする上での、あるいは私の人生の最も大きなウェートを占めるのは間違いない。
それはこの私は、無能な人間で、永遠に、助けを求め、私ができないことを、代わりに行ってくれる人を求めているからに他ならない。
それしか、私には生きる術がないのである。それが、私における出会いの考え方である。
だから、私は、出会った人を大切にしたい。そして、全ての始まりは出会いからだ。だから出会いは素晴らしい。
私は、これからも出会いを求めて生きる。
最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。
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投稿者 :堀田信弘: 2010年1月23日 05:12