【堀田信弘の今日の語録】 2010年9月 8日 『中身じゃないよ見た目だよ。中身がしっかりしているのなら、見た目もしっかりすれば良いんだよ。見た目がしっかりしていても、中身がないんじゃ話にならないが。』


リーダーについて  「活・喝・勝」


朝型人間と時間の使い方

東京での日課は、パワーウォーキングから始まります。1時間半ほどかけて、かなりの早歩きで、自宅から大手門まで出かけ、皇居を一周して戻ってきます。そしてすぐに、熱めの朝風呂に入ります。

6時には事務所に出社しています。出社して20分ほどで社内の朝礼ブログを書き終えます。これをほぼ毎日続けています。

今、ベトナム・ホーチミンに来ています。ホーチミンは相変わらず暑いです。

ホーチミンに来ると、さすがに皇居一周をすることはできませんが、海外にいる時も、朝早く起きるのはどこにいても同じです。誰よりも早く出社し、エアコンを入れて社員を待つのもいつもと同じ日課です。

ホーチミンでもウォーキングをしたいのですが、空気が悪く、朝から暑いので、中々その気にはなれません。その代わりに、このブログは、朝早く起きて書いています。

早起きするようになった二つ目の理由は、「できる経営者、成功する経営者は朝型人間だ」という話を聞いたからです。そして、実際にそのような経営者の何人かと出会いました。

私の最も尊敬する経営者は、毎朝4時過ぎに起きて、1週間分の行動予定をシミュレーションしています。この日の会議で何を話すか、この日に何をするかを考えるのです。そして、考えたことは手帳に細かく書き出します。

彼の手帳には、一か月先までのスケジュールが書いてあるだけでなく、そのスケジュールで何をどうするかまで考えて書いてあるのです。

なぜ朝型人間が成功するかと言うと、社長が会社で集中できる時間は、誰も出勤していないような朝しかないということです。朝は、集中力が高く、ポジティブになるという人間の本質も関係します。人間は、昼間は理性的で、夜は感性的になるのです。だから、効率良く仕事を片づけたり、戦略を考えたりするのは、夜よりも朝のほうが良いのです。

さらに、夜型の人間は時間にルーズになりやすいという傾向があります。夜遅い分、朝遅くなりがちになるのは当然なことです。しかし、ビジネスの世界では、そのような言い訳は通用しません。

逆に朝早いから、必然的に夜も早くなったとして、何か問題があるでしょうか。私は毎朝4時半に起きていますが、夜に迷惑をかけたことはありません。夜の接待もしますし、ほどほどの夜遊びもします。

でも朝型であれば、それもほどほどで済むのです。夜型では、明け方まで思い切り遊んでしまうということもあるのではないでしょうか。現に、私もかつては夜型だったので、良く判ります。

「できる経営者、成功する経営者は朝型人間だ」というのは、これまで出会った多くの経営者を見る限り、その通りだと断言できます。組織のリーダーとして、自然なことであり、当たり前のこと、当然なことでしょう。人の上に立つ立場を考えれば、こんなことすらできない人が成功するというほうが、むしろ非常に稀なのかも知れません。

しかし朝型になった最大の理由は、こんなにかっこの良いものだけではありません。

経営者になってから、長く寝ることができなくなったのです。簡単に言えば、寝ていられなくなったと言ったほうが良いかも知れません。

眠れないとも言えます。臆病なのかも知れません。未だ来ぬ明日のことに怯え、不安になるのかも知れません。

とにかく様々なことを考える時間がほしいのです。じっくりと考える時間が必要なのです。自分の無能さを、朝の時間を有効に活用することで、補おう必要があるのです。1日の時間が24時間では足りないのです。だから朝型になり、そして、せっかちになったのだと思います。

このように時間をとても大切にしてきました。

相手があることや、お客さまに対しては、とくに時間を大切にしました。時間に遅れるなどということはあってはならないのです。相手の時間を奪うことは、自分がされたくないから、絶対にしてはならないのだと思うのです。

昼食も取らず、できるだけ仕事に集中し、時間を無駄にしたくないと考えているもいることでしょう。それなのに相手の都合で、スケジュールが乱されると、大幅に予定が狂ってしまうことだってあるのです。だから時間で迷惑をかけたくないのです。

ある人から、「いつも急いでばかり」と言われたことがありました。その人は、「死に急いでいるよう」と続けました。

いま振り返ると、その人の言った言葉は間違っていなかったように感じます。でも、人生を無駄に過ごしたくない、思いっきり人生を走り抜けたいのです。

他からみると、急ぎ過ぎているように見えるかも知れません。決して急ぎ過ぎているのではなく、ダラダラとするのが嫌いで、テキパキと時間を無駄にしたくないのです。

もしかすると、急ぎ過ぎているように見えるというのは、周囲の人に息苦しさと窮屈さを与え、寿命が縮まるような思いにさせることもあるかも知れません。

それは十分判っているのです。それでも、のんびりとすることができない性分なのです。

どうしてものんびりできない人がいるのと同様に、どうやっても、急いでテキパキとできない人がいることも、認めないと行けないかも知れません。

「いつも急いでばかり」と言う、あの人とは、妻のことです。

彼女はどちらかというと、のんびりしているほうではありません。ただ沖縄県出身なので、どうしても私の感覚にはついて行けないようです。

彼女にはいつも「人間には色々なタイプがいるから、それを理解するように」と注意されてしまいます。

障害を持つ息子が生れてからは、色々なタイプがいるということを意識するようになりました。障害者の人は、健常者よりも、何をするにも、とても時間がかかります。それでイライラしていたらいけないわけです。

もちろん健常者であっても、人間には色々なタイプがいます。百人百様でしょう。しかし、会社では、百人百様を認めることと、統一して統制しなければならないところの両方があるのです。

実は、今日は妻の誕生日です。

誕生日に一緒にいてあげられない妻には、こんなことを言っても、所詮、会社人間の言うことにしか映らないかも知れません。叱られても仕方ありません。

昨夜、「誕生日の日に日本にいないのは、これで3回目だ」と言われてしまいました。私は時間にはルーズでないけれど、記念日にルーズなのかも知れません。

(次回に続く)

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2010年4月13日 05:57