【堀田信弘の今日の語録】 『この会社は、きっと伸びるだろうな。他の会社と違うことができること自体に可能性を秘めているから。』


世の中について  「活・喝・勝」


お金持ちの特徴

御裾分けというのは、感謝の気持ちを形で表すと言いましたが、その形というのは、固形的な物体を意味するのではなく、行動として目に見える形で表すということです。

気持ちを言葉で伝えるだけでなく、その言葉に見合ったことを目に見えるようにするのです。時にはそれが物体の場合もあるでしょうが、行動で表す場合もあるでしょう。

そのような御裾分け活動をしていると、やがて、それは幸せを御裾分けしているということに気づくことでしょう。

幸せが幸せを呼ぶのです。

数週間ほど前、すごくお金持ちの人と食事をする機会がありました。これまでにも何人かのお金持ちと出会うことがありましたが、今回様々な話を聞いて、特徴的なことがあることを知りました。

一つは、お金持ちは、お金持ちとのネットワークがあるということです。単純なことですが、お金持ちでないと、できないネットワークが自然に出来上がるのです。言い換えれば、お金持ちはお金持ちと付き合うと言えるでしょう。

そして、もう一つは、その対極的にある、貧しい人や、障害を持った人など、社会的弱者に対して、お金持ちの人のほうが普通の人よりも社会貢献意識が高いように思います。ボランティアという形ではなく、チャリティーという形で、お金を活用したいようです。

この二つのことから、お金持ちは、幸せの御裾分けが上手なのだと思いました。幸せが幸せを呼ぶ循環を心得ているようなのです。余裕があるからできるのかも知れませんが、そのような考えの持ち主だからこそ、余裕が持てるようになったとも言えるでしょう。

そうでない人に限って、「金持ちだからできるのだ」とひがんでしまいがちですが、そのひがみという感情が生まれるからこそ、幸せがよってこないのかも知れません。

お金持ちというのは、結果であって、その前の過程において、ひがみや妬みというような姑息で、心の小さな考えがあるようでは成功しないのでしょう。

このようにお金持ちには、何らかの特徴があるようです。そのことは、今ベストセラーとなっている『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』(著:美月あきこ)という本の中でも、「人に親切にして、友達を大切にし、困った人を助ける」などと紹介されています。

また、「ボーディングパスを見なくても、少し遠くから歩いてこられるお客様の姿を見ただけで、他クラスのお客様か、ファーストクラスのお客様かがだいたいわかります。」と見た目でもファーストクラスに乗る人は他と異なるのです。

一般的に、ファーストクラスというのは、全300座席中、9座席ほどしかないそうです。全座席の3%しかないのです。この割合は、富裕層人口の割合とほぼ同じくらいだそうなのです。

ニューヨークまで往復200万円以上ものファーストクラスに搭乗できるのは、やはりほんの一部の人だけのものなのですね。だからこそ、ファーストクラスに搭乗する"成功者"たちには何らかの特徴があるのでしょう。

著書によると、身軽な装いで、大きな荷物を持ったりしていません。そして姿勢が良く、目線が高く、堂々として余裕のある振る舞いだそうです。姿勢は、自信の表れだそうで、まるで運気を呼び寄せるかのように下を向かず、常に上を向いているように映るようです。

また、ファーストクラスに乗る人は、自分ではなく他人を喜ばせることが大好きで、笑顔とお礼をプレゼントするのが上手だというのです。

私は、贅沢をするという意味ではなく、トランジェットしたほうが安くつくという理由から、毎月のように台北経由で東南アジアを周っています。ビジネスクラスでも、直行便とほぼ同じ料金ということもあって、毎回ビジネスクラスを利用しています。

アジア間などの短距離の国際線には、ファーストクラスはあまりなく、ビジネスクラスが最上位のクラスとなっていますが、この本にあるように、やはりエコノミークラスに乗る人とは、服装などの見た目というのではなく、態度や仕草などが違うように感じます。

例えば、気配り、気づかい、親切、優しいなど、精神的な余裕が行動に表れているように感じます。それでいて、飛行機に乗り慣れているせいか、ガツガツせず、しかも自然な動きで、普段着のような装いながらも上品さがあるのです。

一つの場慣れのような感じがしますが、一つだけ共有のキーワードを上げるとしたら、"気品がある"と言えると思います。

どことなく清潔感があり、教養があり、品格が良い雰囲気が自然ににじみ出て、オーラのように目で見えるような華を感じるのです。

この"気品がある"という雰囲気は、自信と余裕と、ある意味での強さを感じます。

精神的、肉体的な強さを持ち、一合目から登り始め、山頂に到達して、一服の休憩を楽しみながら、今上に向かって登っている人々の姿を、深い深呼吸をしながら、微笑ましく眺めているというような感じでしょうか。

そして、山頂に着いても、それでもまだまだ体力的にも余裕があり、登る途中で苦しんでいる人を見つけたら、手を差し伸べて、場合によっては背負ってあげるような精神的な余裕もあるかのようです。

それが嫌味なく、堂々と自然に、何気なくできる余裕があるかのようなのです。

私は、自分で毎月のようにビジネスクラスに乗っていますが、とてもとてもそのようにはなれません。

それは、成功者でもなければ、お金持ちでもないからです。つまり似合わないということでしょう。

ただ、お金持ちの人の仕草や雰囲気を見ていると、成功したからそのようになったとも言えるでしょうが、むしろ、オーラのような華のある雰囲気が出せる人だから成功したのではないかと思えます。

だから、お金持ちや成功者の考え方、行動、姿勢、態度を知れば知るほど、学べることも多いような気がするのです。

それは何もお金持ちや成功するための心がけというよりも、"気品がある"人になれればと思うからです。もっと言えば、精神的に余裕を持ち、人生をゆったりと楽しみたいとも言えるでしょう。

お金持ちになって贅沢な生活がしたいというより、田舎の何もないところでも良いから、自然に囲まれ、自分の好きなことをやって、のんびりと生活したいというような感じです。

しかし、そのようなことができるのは、やはりお金持ちでないとできないのかも知れませんね。ゆったりと生活できるというのは、何よりも贅沢なことなのでしょう。

(次回に続く)

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投稿者 :堀田信弘: 2010年8月11日 05:25