【堀田信弘の今日の語録】 『この会社は、きっと伸びるだろうな。他の会社と違うことができること自体に可能性を秘めているから。』


求める人材  「活・喝・勝」


時間に追われないように

どんなに気持ちの持ちようだと言っても、どうしようもないことは、どうしようもできないのです。

中でも、私にとって、どうにもならないのが、時間です。だから私は、最も時間を大切にしています。

時間がなくなると、人間は、とても息苦しく感じるようになります。自分で時間をコントロールできず、時間に自分がコントロールされるようになると、ストレスを感じ、疲れやすくなって、柔軟の思考ができなくなるものです。

例えば、私は、毎月海外出張に行っていますが、海外に行くと、朝早くから夜遅くまでスケジュールがビッシリと埋まり、時間に振り回されてしまいます。

どれもこれもやらなければならないことばかりで、次々に訪れる予定に、精神的にも肉体的にも疲労します。毎月海外に行っていても、日本にいるのとは違って、全く慣れることができないのです。

このような状況は、特別に海外に行かなくても、日常的にも起こるはずです。特に家族がいる家庭では、子供や親戚、近所の行事にも付き合わなければならず、自分の時間など全く取れないことでしょう。

人生において、三十代から四十代は、仕事にプライベートに誠に忙しい年代です。

私の場合は、三人の子供たちが通う学校が異なることから、一ヶ月に三人分の学校行事が発生することがあるのです。

また、妻は学校の教師をしているため、学校を休んで自分の子供の行事に行くこともできず、あるいは、年寄りと同居しているため、その面倒を見たりと暇な時がないくらいです。

このようなことは、多かれ少なかれ、誰もが経験することだと思います。特に、働く女性においては、この年代を乗り切り、子育てが楽になるまでは苦労が耐えないことでしょう。

男性においても、最も仕事が充実し始める年代なのですが、そのような時期に限って、様々な出来事が起きたり、試練に立たされることでしょう。

あれもこれもやらなければならない時に、また、色々なことをやりたい時にやれない自分に焦りを感じ、時には時間が足りず憤りさえ覚えるかも知れません。

しかし、ここでどのようにして踏ん張り、時間の無さを乗り切るかということは、とても重要なことです。

時間は、誰しも同じ時間しか与えられていません。一日は24時間であり、一年は365日しかないのです。

その24時間をどう活用するかは、人によって大きく異なります。ある人は、僅かな時間を、日々の仕事に疲れを癒すために使う人もいれば、ある人は、大好きな趣味の時間に当てる人もいることでしょう。

その使い方は、それぞれであり、どれが正しい、どれが間違っているということは決してありません。

それぞれがそれぞれの考えに基づいて、"有効"に使えば良いのです。しかし、ここで重要なことは、"有効"に時間を使うということがどれほど難しいかと言うことです。

自分では"有効"に使っていると思っているかも知れませんが、本当に、時間を無駄なく"有効"に使っているでしょうか。

水道の水を出しっぱなしにすれば、じゃーじゃーと音がして、どれほど無駄でもったいないことか把握できることでしょう。

しかし、時間は、水道の水のように、出しっぱなしにして、じゃーじゃーと音を出しませんから、時間を浪費していることに気付きません。無駄な時間を使っていることに気がつかないのです。

皆さんは、自分の時間が、じゃーじゃーと流れ出していることに気付きますか。

中々気付きませんよね。もし、じゃーじゃーと流れ出ているのに気付けば、直ぐに蛇口を止めて、時間が流れ出してしまうのを防ぎたいと思うことでしょう。

そうなのです。防ぎたいという気持ちがあれば、それだけで良いのです。時間が、じゃーじゃーと音を出して流れ出しても、平気でいるようであれば、当然、防ぐことはできないだけでなく、常に時間を浪費していることでしょう。

私の場合には、時間に追われ、時間が足りないような事態に陥ることがとても嫌です。ことさら、経営と言う仕事をしていると、スピードが命であり、時間だけは無駄にしたくないのです。

そこで、私が心がけているのは、マルチタスクです。一つの仕事が終わってから、次の仕事をするのではなく、一つの仕事をしながら、同時に別の仕事もするのです。

この考えは、パソコンと同様です。例えば、海外では、メールを受信するのに、インターネットの回線が遅いために、とても時間を要することがあります。

私のように一日に何千通もメールが来ると、1時間も2時間も要する場合は普通です。もし皆さんがそのような状態になったとしたら、時間が沢山ある時には、テレビを見ながら受信を終えるのを待ったりすることでしょう。

つまり、パソコンで、メールの受信をしながら、テレビを見るという"ながら"行為が、時間をマルチタスクに処理するということなのです。同じ時間内に、複数の仕事を同時にするということがマルチタスクなのです。

もし、これがテレビを見ながらではなく、別の仕事をしながらだとしたら、メールの受信をしながら、同時に別の仕事ができるということなのです。

このようなことは、日常生活の中で、日々沢山発生しています。洗濯機を回しながら、お風呂の掃除をしたり、お風呂のお湯を入れながら、料理をしたりというのもそうでしょう。

有能な料理人は、単に料理の味が良いだけでなく、短時間に複数の品を同時に一気に作り上げることができます。つまり、それは作業が早いだけでなく、時間の無駄を省き、平行に作業ができるということなのです。

このように、同じ一時間であっても、"有効"に使うことで、二倍にも三倍にも生産性を上げることが可能になります。そうすることで、一日の限られた時間を"有効"に活用でき、僅かな余裕を生むことが可能なのです。その余裕こそが、精神的な余裕にもなるのです。

時間をどうしたら無駄なく、効率よく使うかは、それぞれが工夫すべきだと思いますが、時間に余裕がない人は、その工夫をすることの余裕も失っているのかも知れません。

そのような時には、逆に、できるだけ時間を無駄に使って、一度、リフレッシュして、精神的余裕を取り戻したらどうでしょう。そうでなければ、息苦しくて、益々効率が悪くなると思います。この辺で、一服したらどうですか。

(次回に続く)

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

毎朝6時に社内朝礼ブログをこちらで公開しています。こちらもご覧頂けたら幸いです。

この内容に共感頂けたらこちらをクリックして下さい。ありがとうございます。

投稿者 :堀田信弘: 2011年1月 6日 05:46