数週間ほど前の交流会でのことでした。「初めまして。いつもブログ読んでいます。是非、お会いしたいと思っておりました。」と名刺交換。
結構、読んでいる人がいるのですね。本当にありがたいことです。でも、次に出る言葉は、結構これも多いのです。
「もっと厳しい人かと思いました。意外や意外、明るい人なので驚きました。」というものです。
どうやら、私のブログの口調は、自覚症状はあって判っているつもりですが、簡単に言えば、堅苦しいのですね。
それからです。死ぬかと思うほどの激痛が走ったのは。
2週間ほど前、電車に乗って立っていると、座り込みたくなるくらいの激しい痛みが走りました。
遂に、以前から虫歯になっていた親知らずが暴れだしたのでした。
どうやら、今から思うと、あの時の交流会で言われたことが、私の中で、ずっと引きずっていたようなのです。それが、親知らずとして、私に襲いかかったのでした。
痛くて痛くて、仕舞には頭を殴られたような頭痛さえしました。「頼むから許して下さい。もうこれくらいで勘弁して下さい。」と神頼みしたくなるほどでした。
何とか、私の好物のボルタレン(鎮痛剤)で痛みを押さえ、先日、やっとの思いで親知らずを抜歯することになったのです。好物というのも、薬の中で唯一名前を知っているのは、何かとどんな痛みでも止めてくれるボルタレンには何度もお世話になっていたのです。
親知らずの抜歯というは、一種の小さな手術です。麻酔をして、中々抜けない、抜きづらい親知らずを折れないようにしつつも、力強く一気に抜くのです。今振り返ると、この最初の麻酔の注射が最も痛くて、酒漬けの体に麻酔が効かないのかと何本も打たれました。
汗だくになって奮闘している先生の姿を見ていると、こちらもペンチで引っ張られる力強さに必死で耐えながら、何とか抜歯に成功しました。
約30分ほどの格闘の末、頭から首、肩がパンパンに張って、口は、麻酔で麻痺状態。ボクシングのラウンドが終わったような脱力感でした。
そして「麻酔が切れたら、そこからこれを一錠づつ三種飲んで下さい」と看護婦さんが。
これで私が一日に飲む薬は、遂に10種類を越え、薬だけでもお腹が一杯になりそうです。
今私は、高血圧、中性脂肪、コレステロールなどの常備薬のほか、極度の肩こりのための神経を和らげる薬、そして、躁鬱状態を抑える精神安定剤、痛み止めのボルタレン、胃薬など、何をいつ飲んで良いのやら判らない状態になりつつあります。
「遂に歯まで悪くなったか」と頭が悪いのも含め、どこもそこも悪いところばかりで、体が悲鳴を上げているようです。
このように書くと弱音を吐いているように聞こえるかも知れませんが、そうではなく、心と体のバランスが崩れているのでしょう。
「意外や意外、明るい人なので驚きました。」と言われるように、このブログでの私の印象は、厳しくて、怖くて、クソ真面目な人に映っていたのでしょう。
心では頑張ろうとしても、体がそうさせない、つまり、無理しているのかも知れませんよね。
無理しているというのは、疲れていたり、弱っているのに、自分に鞭打って、走ろうとしているという意味ではなく、自分が言っていることと、やっていることとのギャップ、さらには、自分に向かないことをしているような感じとも言えるでしょうか。
だから、薬まで投薬される極度の肩こりになってしまうのです。
普段は至って、不真面目で明るいほうなのですが、文才なないのでしょうか、自分を上手く表現できないのか、過大表現しかできなかったのかも知れません。
ただの知ったかぶりなのですよ。知ったかぶりのついでに、親知らずですが、歯科医の先生によると、最近の人は、親知らずがはえない人が増えているようなのです。
また遺伝も影響しているようで、私のように4本もの親知らずがある人は、先人の10人のうち1人くらいだそうです。
ちなみに、親知らずというのは、20歳を過ぎた成人後に、親元を離れてから生え始めることから親知らずというそうです。
つまり、私は、4本も、親元から離れてから生えたということなのです。このことは、私の親は知らないのでしょう。
親知らずの存在は、決して他の歯に良いことはありません。親知らず同士は噛み合わないことが多く、奥歯の邪魔をして、奥歯の虫歯の原因になります。
そのため、多くの場合は、親知らずは、役に立たない歯ということで、直ぐに抜歯を進められることが多いのです。
私は先週の抜歯で、3本の親知らずがなくなりました。残り1本は、再来週の予定です。
これで遂に、私は、親知らずがない一般の人と同様になるのです。
このように考えてみると、先日、親知らずが暴れだしたのは、親の目を盗んで、親の言うことを聞かずに、悪いことばかりをしていることへの、亡くなった親父からの警告なのかも知れませんね。
早く、もう一本抜いて、早く親に叱られないように、親離れしたいと思っている昨今です。
そして、最後の親知らずの抜歯と共にもう一枚殻を破って、今度は、ほんの少しだけ明るいブログに挑戦してみたいと考えているところです。
これを機会に少しづつ壊れていきますよ。壊さないと新しいものが生み出せないでしょうからね。
親知らずの暴挙によって、また一つ、私に肩の力を抜いた生き方をするようにと、激痛を伴う痛さと共に教えてくれたのでしょう。
もう少し、皆さんが笑えるような内容にしていこうと思います。
あぁ、そうそう、親知らずが暴れた時には、胸に手を当ててみると良いですよ。「親の知らないところで、何やっているのだ。」と何かを教えてくれるはずです。
(次回に続きません)
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投稿者 :堀田信弘: 2011年5月29日 05:44