石の上にも3年という言葉がありますが、3年の3には意味があるとのことです。芸者の世界では、芸を身に付けるには、3日、3週間、3ヶ月、3年が大切と言います。
このことは、禁煙に挑戦した人であれば分かるかも知れませんが、禁煙して最初に辛いのは、3日目でしょう。3日目で途中で止めてしまう人は、三日坊主と言われるのも、このような人間の心情を表したものなのでしょう。
3日目を乗り越えれば、後は、3週間目です。実は、新入社員が新しい職場に配属になった時に、最初に「嫌だなぁ」、「辞めたい」と思うのも3週間目らしいのです。新しい職場に慣れ始めた頃が、ちょうどその頃から気を張っているのも次第に気が抜けて行くのかも知れませんね。
後は、3カ月目ですね。人間は3カ月間ずっと同じ生活スタイルを継続すると、それ以降、習慣になると考えているからです。
大脳は、環境変化、行動変化に慣れるのに、約10日間かかるそうです。10日間頑張った後、次は1ヵ月後に、再び、怠け癖が生まれるのです。これも大脳の特徴だそうです。少しだけ休もうかという気持が生まれてしまうのです。
この誘惑に負けてしまうと、折角1ヵ月続けたのにも関わらず、再び大脳はリセットされ、最初からやり直しになるのです。だから、続かないのです。
大脳の欲求を抑え、完全に克服させるのは、3ヶ月かかるそうです。何事も、3ヶ月間連続で続けると、今度は、中々元には戻らなくなるそうです。
次に、三つ子の魂百までもという言葉がありますよね。この言葉は、幼い頃の性格や性質は大人になっても変わらないという意味です。3歳の時までに身に着いた性格、100歳まで続くということですね。
長い人生の中の、ほんの僅かな最初の3年間で、以後の性格に影響するから、3歳までの躾というのは重要になるのです。
このようなことは、会社の中でも同様です。
3日、3週間、3ヶ月、3年という節目の中で、人間は、環境の変化に対応できなかったり、慣れてしまったり、あるいは飽きてしまったりと、時間が経過するにつれて、次第に考え方や、感情、行動に変化が起きるのでしょうね。
それにしても、石の上に3年と言われるくらいですから、最低でも3年くらいは、我慢して一人前になれるまでは踏ん張ってほしいものですね。
私は、そのように私自身に言い聞かせています。
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投稿者 :堀田信弘: 2011年9月18日 05:28