お金がないということは、知恵を生む原動力になる。

顧客獲得の拡大について論じさせると、必ず「値下げ」策と「広告」策が出る。だから、私の会社では、「値下げ」と「広告」については、論点の対象外としている。それは、知恵を出す工夫が生まれないからである。(中略)

お金がないということは、知恵を生む原動力になる。お金があると、知恵を出す労力を惜しみ、他人のアイデアに乗ろうとする。

お金があると、必然的に安易なほうに行ってしまうものである。会社経営というのは、どんなに大きくなっても、お金がない、人がいないというのはなくならない。だから、何もないことを前提に考えられる組織作りが重要になるのである。

ないものから生み出す組織が最も強い。創業時の活気を維持することは重要である。活気がある組織は、必ず伸びる。

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この言葉は、2005年3月15日に掲載した『金がないほうが知恵がでる』の中で用いられたものです。

会社経営をしていると、会社がどんなに大きくなっても、お金がない、人がいないというのはなくなりません。

だから、常に、何もないということを前提に考えられる組織になることは重要なことだと思います。

特に、知恵というのは、お金がないからこそ生まれるものです。安易にお金で解決しようとせず、ないなかにも、あるものを見つけ、それを有効に活用するところから、知恵が生まれるのだと思います。

逆に言えば、お金が有り余るような状況では知恵は生まれません。そればかりか、お金が有り余るような状況など考えられませんので、そのようなことを期待しても仕方ないのです。

お金がないということは、知恵を生む原動力になる。 by 堀田信弘

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