経営者の評価は、顧客を通じた業績という結果以外に何もないのだ。

経営者の場合、評価する人は誰もいない。強いて言えば、お客のみが評価する。その評価は、赤字になるか、黒字になるか、業績を伸ばしたかに表れる。経営者たるものは、結果が全ての評価である。

例え、休暇中の事故で骨折しても、自分の子供が病気になっても、自分の親を看病しなくてはならなくなっても、全ては結果責任である。自分や自分の家族を優先するということは、会社で働いている社員の家族を犠牲にすることである。非情に思われるかもしれないが、人の上に立つということは、自分や自分の家族を犠牲にできないと資格はない。

結果だ。時に結果とは、運に左右されることが多い。運が悪い人は、ここ一番の時に病気になったり、家族がトラブルに巻き込まれたりと周囲の影響を受けることがある。

しかし、それも結果なのだ。言い分けもできなければ、仕方ないでも困る。経営に仕方ないことはない。例え大地震が来ても、全てが結果責任である。

経営者の評価は、顧客を通じた業績という結果以外に何もないのだ。アピールもいらない。起こったこと全てが結果だ。運が悪ければ、運が良い人が経営するだけのこと。運も実力のうちだ。評価を気にするのは、サラリーマンまで。
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この言葉は、2005年3月31日に掲載した『相対評価と絶対評価』の中で用いられたものです。

評価というのは、自分が行うのではなく、他人が行うものです。その他人がどんな人であろうとも、その評価を受け止めなくてはならないだと思います。

もし、上司が無能で正確な評価ができないとしても、その上司の部下は皆同じ条件になるはずです。その同じ条件の中で、結果が出せなければ、どんなに無能な上司であろうとも、その人から信頼という評価を勝ち取れなかったことには変わりないのです。

ましてや経営者は、不特定多数のお客から評価される立場にあります。お客には様々な人がいると言っても意味がありません。それらの評価は、業績という形で表れるのです。

業績は結果です。業績が悪ければ、経営者の能力が悪いということになるのです。私は、経営者にとってこれほど分かりやすい評価はないと思っています。

サラリーマンは、上司から評価されますが、経営者は、お客さから業績という目に見える形で評価されるのです。

経営者の評価は、顧客を通じた業績という結果以外に何もないのだ。 by 堀田信弘

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