私の長男は障害を持って生まれた。生まれた瞬間から、自立して働けるだろうかと20年後を勝手に考え、悲観的に思ってしまう。
でも毎日毎日、悲観的に思っていても、20年後が明日すぐにやってくるわけではない。20年後だけを考えていては、明日やるべきことが見えてこない。今やることを行わなくては、20年後も今のままだ。
そうこうしている間に、12年経った。息子は小学校6年生。学校に通って6年、高校を卒業するまであと6年。ちょうど中間地点だ。
あの時こうすればと思っても、今そうすることはできない。あの時こうできたらから、今がある。今があるから、明日がある。
明日があるなら、今やれることがある。その積み重ねが未来だ。
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この言葉は、2005年7月1日に掲載した『見えぬものに怯える』の中で用いられたものです。
どうしても、人間は、見えない未来というものに怯えてしまいます。
まだ来てもいないのに、悲観的に未来を考えると、怖くて仕方ありません。
でも、どんなに怯えても、どんなに悩んでも、未来のことは、今解決することはできません。そして、同時に、未来のために、今できることを、今をやらなければならないのです。
今がなければ、明日もありません。明日の心配をしてばかりいても、今動かなければ何の解決にもならないのです。
明日になれば、その日は、今日になります。その日は、明後日になれば、昨日のことです。
今日になってから昨日のことを悔やむより、悔やまないように今日行えることをやりたいものです。
あの時こうできたらから、今がある。今があるから、明日がある。 by 堀田信弘
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